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朝、台所の台の上にあったお鍋のフタを開けてみた。
そうか、昨日作ったロールキャベツがひとつ、お鍋に残っていたんだわ。
まあ、とりあえず、お昼にでも食べようっと。
と、フタを戻して離れようとしたそのとき、あ！何かがお鍋にひっかかりました。
右腕が、重たい感覚がする。
袖がひっかかったみたいだわ。ヤバ！！
でも、脳は理解したけど、首から下の動きはもう止まりません。
ここからはスローモーション。
体があっちに行こうと動いてる。
ズズズ・・右腕に感じる重たい感覚。
かろうじて首だけが振り向いた。
お鍋が台から落ちる映像をキャッチ！
おお～～～～手を出してお鍋を止めなきゃあ〜〜〜。
手・を・出・そ・う・・・・・
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ベチャ！
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うまくいったのは手を差し伸べた中腰ポーズだけ。
お鍋は哀れ、その手をかわしてマットに激突しました。
おお〜！
見事なまでに真っ逆さま。 サイコロを振ったお茶碗のように底を上にして落ちました。
お鍋をそっと持ち上げてみれば、そこには人参と肩を寄せあってるロールキャベツの姿が・・・・
神様、これはきっと日頃の行いが良くない私への戒めでございまするね。
” ぽぷらよ〜 わかっちょるんなら、はよ、掃除すれ〜 ”
フキの写真を撮ったら、今日、婆ちゃんがすべて刈ってしまった。危なかった。
