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『もうすぐハロウィン、アメリカでは仮想をした子供たちが、家々を回ってお菓子をもらいます。皆さんもハロウィンを楽しみませんか?』
朝のローカルテレビでは、かわいいカボチャやお化けキャンドル、カラフルな仮想姿の子供たちがワイワイ楽しそうにしている光景を映し出しています。
北海道にもハロウィンそっくりな行事があるけれど、外国の派手さにはかなわないね。
もしテレビで『北海道にも、とっても楽しい習慣があります。七夕の夜に、子供たちが集まって家々を回って歌を歌い、ろうそくやお菓子をもらって歩くんです。札幌の子供たち(私の住んでいた所)の場合は、家の前で”ろうそくだーせ だーせーよ だーさーないとかっちゃくぞ(ひっかくぞ) おーまーけーにくいつくぞ〜”と歌を歌えば、家の人が出て来て、ろうそくやお菓子をくれるんですよ〜。皆さんも”ろうそく出せ”を楽しみませんか?』と、昔ながらの習慣を話題にしたとしても・・・・なんだか地味だもね。
だいいち、ハロウィンでは、カワイイかぼちゃのキャンドルが登場するっしょ、もうこれでやられちゃった。だって見た目にカワイイっしょや。大人でも”作っちゃおうかな〜”なんて思いたくなっちゃうも。
北海道なんか、カボチャいっぱいあるのに、な〜して思いつかなかったんだべね。
しかもさ、こっちの歌は、”ろーそくだーせー”だよ、今聞くと、なんだか幽霊っぽい感じがするしょや。
外国の習慣に影響されやすい日本人。内容なんてどうでもいいのさ、話題に便乗して商売繁盛が一番なんだから。
こうして少しずつ、昔の習慣はなくなっていくのでしょう。
『ハロウィンのスイーツはいかがですか?秋の味覚の栗やカボチャがいっぱい入ったケーキです。』
なに、ケーキ!ん〜そうね、ハロウィンの意味はよくわからないけどケーキは美味しそう。私は栗の方を食べたいわ。
ケーキ買ってたべようかな、だってハロウィンだよ、意味わかんないけど。
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