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”マリモの親戚がアイスランドにいた”
先日、こんなニュースが目に止まりました。
北海道の東にある阿寒湖。そこに生息するまん丸い形をした藻、”マリモ”は、アイスランドの北部にあるミーバトン湖のマリモと親戚関係にあることがDNAを調べてわかったそうです。
私が子供の頃、そうね30年くらい昔・・・・40年・・・・仕方ない・・・・50年ほど昔でございますが、その頃はたしか、簡単に水辺の近くで丸いマリモを見た記憶があります。
けれど今では阿寒湖の一部に生息するだけで、夏の間は阿寒湖の中にある小さな島チュウルイ島に展示されています。
糸のように水中をゆらゆらするのが普通の藻なのに、阿寒のマリモは波のゆりカゴと光の栄養が、偶然?にも丸いマリモを作り出しているのです。アイスランドのマリモは、遠い昔に、日本列島から鳥たちによって運ばれたと考えられています。
そして、世界各地にいた丸いマリモたちも、今ではアイスランドと阿寒湖に群生地が残るのみになってしまったとか。
”うちらの親戚が、アイスランドちゅう国にいるらしいよ。きっとさ、みんな丸っこくて、めんこいんだべな〜・・・”
”みったくない(ブスな)マリモなんていないさ、みんな丸くてめんこいに決まってるよ”
”会ってみたいなあ。したら(そしたら)『まりも羊羹』お土産に持ってってさ、アイスランドの名物とばくりっこ(交換)なんかしちゃっうのによ”
”おめえはんかくさい(あほ)な、あっちは外国人、あいや外国マリモだよ『白い恋人』もつければいいんでないかい”
学者さんから話しを聞いた阿寒のマリモたちは、水辺でゆらゆらアイスランドに思いをはせているかもしれません。