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札幌に住んで20年になるというよし子さんは、この夏久しぶりに実家に帰ったそうです。
「実家ってどちらなの?」
「函館の方よ。と言っても松前の方が近いかな」
「松前!松前城に行ったことがありますよ。桜がとてもきれいだもね」
「言葉もね、札幌とちがうところがあるんだわ。今ぽぷらさんが言った ”まつまえ” は、”つ”にアクセントがついたでしょ。でも松前の人は、あとの”ま”にアクセントがつく言い方をするんだよ」
へ〜そうなんだ。ということは『まつ ”ま” え』か。
アクセントが変わるだけで言いにくいね。
「標準語は、ぽぷらさんの言っていた言い方なんだろうねきっと」
「標準語?そんな事ないよ。私思うんだけどね、地元の人が言っているアクセントの方が、本当の言葉なんじゃないのかな。だってさ、そこに住んでいる人が昔から言ってる言葉でしょ。私、今度から『まつ ”ま” え』って言うようにするわ」
よし子さんは、力説する私を見て、フフフっと笑いました。
考えてみると、そのようなことは他にもいっぱいありますね。
先日テレビを見ていたら、女優さんが『私は今 『 ”よ” いち(余市)に来ています』と言っていたのを見て、思わず『よ ”いち” だべさねまったく!』とテレビに向かって言っちゃった。
そう言えば 『おたる(小樽)』という地名は『 ”お” たる』なのか、それとも『お ”た” る』なのか、どっちなんだろう。地元の人はなんて言っているのかな。なんだか頭がゴチャゴチャしてきたわ。
地元以外の人が違うアクセントで地名を言ってしまっても、そりゃ仕方がありません。
でも、地元では使われないアクセントが多勢に無勢で標準語だと決められてしまうのだとしたら、そりゃなんだかおかしいんでないかい?地名は、そこに住んでいる人達が使っている言葉こそが、まぎれもない本物なのですから。
あれ?『 ” ふ ” らの(富良野)』 『ふ ”ら” の』あら、いったいどっちなんだべね。
お久しぶりです。テレビの富良野と余市に怒りをすら覚えるきりんです。
ところで私は道南に行くと返ったときに違う言葉になる地名がありますが聞いていただけますか?(勝手に書いてしまいますが)
はこだでとしめかっぷです。
わたしだけでしょうか?
きりんのみみ さんへ
こんにちは!地名の発音は、てても難しい所がありますね。
”はこだでとしめかっぷ”・・
なるほど!こういう場合はどうなんでしょう。
こんがらかってきてしまいます。
”はこだでとしめかっぷ”と発音するのが本当なのかな・・・・
ご当地の言葉をもっと聞いてみたくなりました。
松前は訛るより、「松前漬け」が良いよ。チョイ悪爺ィやも数の子の入った「松前漬け」が大好きさ。余市の女優と言えば「坂口良子」だべ。昔、職場が一緒だった人が余市勤務で坂口良子の家に下宿をしていたとか。中学生か、高校生くらいの時だとさ。それこそなまらメンコいかったとさ。小樽は、「オタル」の方がいいなー。「おだる」だと、歌の「小樽の人」が歌いづらいよ。〔おだる生まれのチョイ悪爺ィや〕
チョイ悪爺ィや さんへ
「松前漬け」ワツィも大好きですよ~。数の子、大きいのが好きです。「坂口良子」さんは余市出身でしたか。そう言えば聞いた事があるように思います。そりゃあ、めんこかったでしょうね。
ちなみに、私もめんこかったんですよ。今はほっかむりしないとダメだべさ。
ポプラさんは、今でも充分めんこいよー。チョイ悪爺ィやも、若いときは「紅顔の美少年」と言われたもんだ。〔自慢しあってってどうする〕