今日は真だちのおつゆだよ

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マンボウっていう名前のスーパーがあります。
決して大きなお店じゃないんだけれど、これが激安なもんだから、いつもワイワイ大盛況。人の流れに逆らい戻るなんて事になると、相当なエネルギーを消耗するので、なるべく流に漂いながら、”コレだ！”と思ったら素早く手を伸ばしてカゴに入れる。これがコツだわね。

 

 

そして、魚コーナーを漂流している時に目に入ったのがこの『真だち』。『助だち』じゃなくて『真だち』！写真のおつゆ（みそ汁）に入っている脳みそみたいな白いクニョクニョっとしたやつです。

『たち』とは”タラの白子”の事で、北海道では、冬の食卓の風物詩。お鍋やおつゆ（みそ汁）に入れると美味しい庶民の味です。スケソウダラの『助だち』はどちらかと言うと小さくて、そのクニョクニョもこまくて、お値段お手頃。それに比べて体の大きな真ダラの『真だち』の方はというと、大きくて味も濃厚、そのかわり、お値段もちょびっと高いのです。

 

 

しか～し！マンボウで売られていたこの『真だち』はなんと激安の315円！他のスーパーで売られている「助だち」よりも安いっしょ！！
この機会を逃したら、もう今シーズンは真だちを食べる事はできないに違いない。
人の間から手を伸ばし、カゴにゲット！今晩のおつゆになりました。
おつゆを一口すすったら、ん～～っあ～～、おお～～、・・いいダシだねえ。やっぱし”たち”は、北海道の味だべさ。