北海道・札幌発・だべさ通信5

卒業あいさつ 2013

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卒業生あいさつ
中年5組代表、ほっかいぽぷら君
ハイ!

 

「雪がキラキラと、しずくに変わる春!
私達はもうすぐ、新しい春を迎えます

 

思えば、靴下の親指の穴に気がついて、お座敷で穴を隠すのにがんばった新年会
(皆さんも復唱して頂ければ幸いです)・・・・”しんねんかい!”

1年生を引率しているのに、実は後ろからついて行くのに必死だった集団下校
”集団下校!”

 

駅の階段、最後のステップを上がり終えたと思ったら、はかなくもドアが閉まったマリンライナー
”マリンライナー!”

 

 

睡魔で2ページ分の記憶がなくなり、かわりに桜餅が夢にでてきた福祉の勉強会
” 勉強会!”

知らず知らずに成人病と仲良しになり、遠いと思った親達の世代に、すでに自分達が至っている事を、ほんとうは知っている僕たち、わたしたち。
男の子・・・”ぼくたちい!”
女の子・・・”わたしたちい!”

 

 

両親や娘や息子、その子供たち。
守るものが、もう両手から溢れそうにもかかわらず、ややもすると自分の体も病になりそうな重圧に耐えながら、時々、空を見上げてつかの間の自分を取り戻します。
つららのむこうに見える太陽の暖かさや、土の中から顔を出す新しい緑の瑞々しさに幸せを感じる事ができる私達は、今こそ、人としてのほんとうの幸せがわかる年齢になったのかもしれません。

 

 

あれ?あの名前なんだっけ?・・・とか、
昼の薬って飲んだべか・・とか。
そんなことくらいは な〜んもさ。
押し流されそうな時間の中でも、自分にできる自分らしい事はなんだろうかと、いつも心に問いかける。
そんな自分でありたいと思います。
おわり」

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