北海道・札幌発・だべさ通信5

塩分はどうして体によくないのか

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心臓に持病のある婆ちゃんが、孫ほどの若い栄養士さんから栄養相談を受ける事になりました。
大きな声でゆっくりと話してくれるかわいい栄養士さんに、婆ちゃんはすっかりリラックスです。

 

 

栄養士さんは婆ちゃんに「あきよさん、ご飯の時は梅干し食べますか?」と聞きました。
「わたしはね、二個食べんのよ」そう言って、自慢げにVサインを出しました。

 

 

栄養士さんはニッコリと大きな声で「梅干しは塩分が多いので、これから1つにして下さいネ!」と言いました。
あら〜〜〜・・・
婆ちゃんは、プチ ショック。

 

 

次に、「あとは、どんなものが好きですか?」と聞きました。
婆ちゃんは、私の顔をチラっと見てから、
「ちくわだねえ〜」
そうそう、婆ちゃんはちくわが大好きで、5袋買ってきても、いつのまにかパクパク食べちゃいます。

 

 

「ちくわはどのくらい食べますか?」
「一袋は食べないよね」と、私に確認してから
「2本くらいだよ」と言いました。

 

「あきよさん、一度に2本食べると、けっこう塩分を摂っちゃいますよ」
あら〜〜〜・・・
またまたプチショック
婆ちゃんは「それじゃあこれからは、梅干しはひとつと、ちくわは一本でないとダメなんだべね」と指を一本立てました。

 

 

栄養士さんは
「できるだけ、一回の食事で、梅干し一個かちくわ一本か、どちらかにして下さい」
あら〜・・・・・
これは婆ちゃんにとって、かなりのショック。

 

 

そこで、どうして塩分の摂り過ぎが良くないのかを尋ねてみました。
塩分を沢山とると、血液の中の塩分濃度が濃くなるので、体は水分を沢山補給して濃度を薄めようとするそうです。
そうなると、血液の量が一時的に増えるので、血管に負担がかかります。そして大量の血液を送り出さなくちゃいけない心臓には、更なる負担がかかるのだそうです。
なるほどなあ。

 

 

「おソバやラーメンの汁は、できれば飲まないほうがいいんですよ」
え、そうなの?
ツツツ〜〜〜〜っと最後まで飲み干すあのおつゆが美味しいのに。
今まで他人事のように聞いていた私も、プチショック。
「タラコもお漬け物も、できれば少なめにして下さいネ」
あらら〜〜〜〜・・・・・
婆ちゃんと2人、背中がだんだん小さくなってきました。

 

 

夕食を食べながら思いました。
婆ちゃんは一日6グラムまでの塩分だそうだけど、私はもうちょびっとくらい多くてもいいんでないかい?
そう思うと、食べずにフタをしたタラコのタッパが気になるわ。
ごちそうさまのあとだけど、え〜い負けた負けた。
タッパのフタをポン!と開けて、一口パクっと食べちゃった。あ〜幸せ。

 

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