北海道・札幌発・だべさ通信5

壊れていたのは私だよ

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今日の札幌は、冷たい雨が風に押されて、斜め一直線に降りました。
ピンポ〜ン!だれか来たようです。
ドアホンのモニタに映っていたのは、お世話になっている近所のおじさんでした。

 

受話器をとって
「はい、今行きます!」
って言ったのに、おじさんたら、寒そうな顔をしたままあっちを向いています。
聞こえなかったのかな。もう一度大きな声で
「今行きま〜す!」
でも、まだあっち向いてる。どうも私の声が聞こえていないようです。

 

 

あらやだ、ボイラーに続いてこのドアホンまでも壊れるなんて。
ハ〜・・・またまた出費だわ。
とにかく早く玄関先に・・・・あれ?

 

 

これって、お婆ちゃんの所と繋がっているインターホンの受話器だべさ。
あらいやだ私ったら。これもって、おじさんに必死に訴えていたんだね。
おじさんに聞こえるわけなんかないのにさ。
っていうか私、はんかくさい(アホっぽい)の見本だべさ。
ありゃりゃ、壊れてきているのは、私の方だったのね。またまたため息、ハ〜〜〜・・・
・・・・でもまてよ、っていう事は、チャイムは壊れてなかったんだからよかったじゃん!。あ〜よかった!はんかくさいけど。

 

明日、友人の景子と、ちょっと東京方面に行ってきます。
数度しか乗った事のない飛行機、まったく知らない東京。
景子は何度も行ってるので、ぜ〜んぜん余裕っぽい事言ってるけどさ、景子だからな〜・・・疑わしいわ
安心なのは、景子の娘さんが出迎えてくれることです。
でも私、金魚のなんとかみたいにくっついて行こうと思います。

 

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