北海道・札幌発・だべさ通信5

山が霞んで見えるそのワケは

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空を見上げれば、大きな青空が広がっています。風も柔らかいから、午前中は保育園の子供たちの歓声が公園から聞こえていました。
こういう日は、間違いなく”晴れ”なんだけど、遠くの景色は霞んで見えていました。
同じは晴れでも、遠くの山々までクリアに見える晴れもあれば、今日のように街の遠くが地平線であるかのように、遠くが見えない晴れもあります。

 

 

「晴れていても、いろんな条件で見えたり見えなかったりするんですよね」
と、仕事でお世話になっている西田さんが言いました。
「もしかして雪虫で霞んでいるのかもしれませんよね」と私が言ったら、
西田さん「な〜るほど、雪虫ねえ」と、私の思いつきにちょっと大きめのリアクションです。
それから思い出したように
「そうだ!雪虫もいるけど、ありゃカメ虫もいるな。今日はいっぱい飛んでいたもなあ、そうだよカメ虫だよ」と、新しい発見をしたかのように言いました。

 

 

カメ虫!呼んでもいないのに、いつの間にか部屋に侵入していて、夜になるとブ〜〜ンて大きな羽音をたてて蛍光灯の回りをコツンコツンぶつかっては行ったり来たりしていて、ベシ!と叩こうもんなら鼻が曲がりそうな匂いを出すから、なんとかホウキにつかまってよ〜〜〜〜と念じながら、そ〜〜〜っとホウキにのせて、外に持って出たとたん、ベシベシ!とホウキを叩いて追い出す・・・あのカメ虫かい!
確かになあ、大気がクリアに見えない原因のいくらかは、カメムシかもしれないよなあ。
なんだかちょっと、あの霞の黒さがカメ虫に見えてきちゃったしょや。

 

 

スタッドレスタイヤが主流になるまでは、冬に履く車のタイヤと言えスパイクタイヤでした。
すると、道路のアスファルトが削られて、遠くから見た街の中心部は黒く霞んで見えたものです。
もっと昔には、光化学スモッグなんてのもありましたね。
そう考えてみると、雪虫&カメ虫とかのほうが、ぜ〜んぜん、マシですね。

 

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