北海道・札幌発・だべさ通信5

我が家の近くにも熊出没

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「ついに、近所にも熊が出たらしいぞ」と旦那さんが言いました。
え〜!ほんと!
「学校の傍らしいぞ」
え、それってもしかして、我が家から見える高校のこと?
「そうらしいな」
あっちゃ〜、ついにここまで降りてきたか。

 

 

以前から、手稲山には熊が住んでるという話をよく聞いていましたが、やはり来たか。今年は山の恵みが極端に少ないらしいのです。
先日 駆除された熊は、体の大きさに比べて、爪の長さが半分しかなかったそうで、それだけ飢餓状態になっているのではないかと、専門家さんが言っていました。その学校から我が家までは、高速道路の上の橋を渡れば、歩いてわずか10分たらず。
最近の熊は、住宅地の中も平気で歩いてやって来るようなので、本当に冗談じゃなくなってきましたね。
熊は本気を出したら、時速50キロで走れるそうだし、皮膚はとても丈夫で、ちょっとやそっとの飛び道具に当たっても、へっちゃらなんだそうです。

 

 

山を見ると、植林された木ばかりが目につきます。北海道と言えども熊の食べられる木の実のなる木が少なくなっているのではないでしょうか
”動物達の生活範囲と人里の間に、実のなる木も植えればよいのです。植林された木ばかりが増えて、実のなる木がなくなると動物達も飢えてしまいます。
実のなる木を植える事で、動物達が人里に降りて来るのを防ぐ事もできるんです”
と、以前、専門家さんが言っていた事を思い出しました。
なるほどなあと思います。

 

 

北海道の紅葉は、色使いがとても優しいのが特徴で美しいのだそうです。それは広葉樹が多いから。
黄色やピンクや赤やオレンジ。葉の1枚1枚に、色んな色が混ざっているのもあります。
四季のない国から来た観光客は、紅葉した葉の奇麗さに驚いて、落ち葉をお土産に持ち帰るそうです。
森で暮らす動物達の為にも、クルミとかさ、ドングリとかさ、ヤマブドウやコクワとか、実のなる広葉樹木を、もっと増やしてあげたらいいんでないかい。

 

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