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ピンポ〜ン!
はいはい・・小走りにインターホンに向かい受話器をとりました。
「はい!」
モニター画面には、宅配屋さんとおぼしきお兄さんが映っています。
でもお兄さんは、私が応答した事がわからないようです。
聞こえないのかな。
今度は大きな声で「はい、今行きます!」
でもやっぱりお兄さんには、聞こえた様子がありません。
おかしいな。
とりあえず玄関に出ようと思った時、ちょうど事務所にいた旦那さんが気がついてくれて応対してくれました。
いかったいかった。
「それにしてもさあ、このインターホン壊れちゃったんでないかい?なんぼ ”はいはい” 言っても、聞こえた様子がないんだもん」
すると次男が言いました。
「お母さん、それさ、婆ちゃんとこのインターホンだよ」
なぬ?!
今 左手に握っている受話器は、まぎれもなく、婆ちゃんの部屋と繋がっているインターホンの方だったのだ!!
ああ、なぜかしらこんな事が日常化している日このごろであった。