北海道・札幌発・だべさ通信5

樹枝状の雪の結晶 水と気温の偶然の出会い

朝のゴミ出し、あら、あんまり冷えてないね。
天気予報では-4度くらいだったはず。
きっと風がないからだね。

そのかわり、手稲は数日ぶりにつもったつもった、真下に落ちる、綿より軽そうなふわふわ粉雪。
20cmくらいでしょうか。

 

雪かきしようとスコップに手を伸ばしたら、小さな雪の結晶がまだ溶けずに形が残っていました。

 

 

 

おお!
老眼の見た目じゃわからんかったけど、写真になってマジマジ見ると、このかたちはイラストやセーターの編み目模様によく登場する雪の結晶に似ているんでないかい?!


さっそく調べてみる。

■ 結晶のかたちは、空の水蒸気の量と気温の関係で決まる

水蒸気が少ない上空では、雪の結晶は平べったいただの六角柱だけれど、水蒸気が多くなるにつれ、凸凹ができ、しだいに花のようなかたちになり、それから枝のような複雑なかたちに変化するそうです。

 

この結晶は、その中でも複雑なかたち『樹枝状』によく似ているね。
『樹枝状』になるには水蒸気が多くて、しかも気温が−10〜20度という条件が重なったとき。
『樹枝状』になるかならないかは、水蒸気と気温の偶然の出会いによるものであった。
なんだかロマンチックだべさ!

 

 

 

 

 

雪投げスコップでポイっと雪を投げると、スローモーションのように舞い上がる。
軽い!
振り回すことだって出来る!
舞い上がった雪は朝日を通しキラキラ光って、それを見ている私のほっぺたやおでこに落ちて、ひんやりと冷たい。
きれいきれい、いつもこんな軽い雪だったら許してやってもいいかしら・・・・・・

 

などと思ったら大間違い!
危なかった、ちょっとメルヘンチックになるところだった。
今日の雪は軽かったから、ま、勘弁してやるわ。

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