北海道・札幌発・だべさ通信5

母の正体は あかさず

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夕食の支度の最中だけど、なんだかお腹がすいちゃった。
何か、夕食に影響のない食べ物はないかな・・・・っと。
冷蔵庫を見渡せば、おお!タッパに入ったカボチャの煮物!
パコっとフタを開けて1つつまんで口の中に放り込みました。
冷たいカボチャも、なかなか美味しいもんです。

 

 

モグモグと口を動かしながらキャベツを切りました。
もう1つ食べようかな。
またつまんでかぶりつきました。
お腹がすいているから止まらないね。
キャベツをザクザク、カボチャをモグモグ。
またまた つまんで
キャベツをザクザク、カボチャをモグモグ。

 

 

でもさ、今、もし誰かが
「ただいま〜・・」っと帰ってこようもんなら、私は「◯×△□り〜(お帰り〜)」も言えないほどの状態です。
ましてや振り向こうもんなら、ほっぺたいっぱいに膨らんでいるモグモグお母さんの正体をあらわにしていしまう事になっちゃうのだ。
今さらではあるけれど、できればそれは避けたいもんだわ。
口に入れたら早く飲み込まないと。

 

 

キャベツをザクザク・・・カボチャをモグモグ。
したっけさ、カボチャがノドにつっかえました。
ウウウ・・・・包丁を置いてちょっともだえる・・・・
あ〜しんど。コソコソやると、ろくな事ないわ。

 

 

わずかな時間にタッパのカボチャをすべて完食!
あ〜、お腹も落ち着いたわ。
「ただいま〜」
間もなく、次男と旦那さんが帰宅しました。
「お帰り〜ご苦労様〜」
さあご飯を食べましょう、頂きま〜す。
え?今食べたべさって?
シィ!!ナイショでしょ。

 

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