北海道・札幌発・だべさ通信5

献血に行ったよ・・その1

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健康診断のつもりで献血センターに行きました。思い切っちゃったもんね。
若い頃に行ったきりで、それからは献血のバスを見ても横目で見るだけでした。

 

 

センターに入ってみると、なんとまあ、このくつろぎの待合ホール。お菓子も飲み物も本も、どうぞご自由にときたもんです。

 

 

「体の具合はいかがですか?血圧を測りますね。あと心電図もとりますね」
へ~、本当に色々と検査してくれるんだ。

 

 

「あの、それから問診表に、”血液が不足している場合は、葉書き、もしくはお願いのご案内をさして頂いてもよいですか?”の欄には”いいえ”のところに丸がしてあるのですが、葉書きくらいはいいですか?」
そ、そりゃ、葉書きくらいならべつにいいですけど・・・
「ありがとうございます!それから、献血の針はちょっと太いです」
え”~!! それを、一番先に聞きたかったです!

 

 

「それではこちらへ」
広い献血ルームには、いくつものゆったりチェアが置いてあって、その殆どに、若い女性やおじさんも座って献血しています。しかも、BSのテレビ付き。
皆さん慣れたもんで、本を読んだりテレビを見たりしています。

 

 

「それじゃあ、成分献血ですね」
成分献血とは、一旦とった血液を機械で分離させて、血小板だけを取り除き、あとは体に戻してくれるという方法で、献血する方にも、患者さんにも優しい献血です。

 

 

でも、血を取られる方は別としても、患者さんにしたら、血小板だけもらうより、血液ごともらった方がお得じゃないですか?そんな主婦的質問を、しちゃいました。
看護士さんは、笑いながら、
「外科手術の時はそうですね。でも、殆どの場合は病気の患者さんなので、弱った体には、栄養豊富な血小板だけが必要な場合が多いんです」
なるほどねー。献血って、真っ赤な血ばっかし取っているわけじゃないんだね。

 

 

「それじゃあ始めますよ、ちょっと痛いけど、すみませ~ん」
うわ、本当にふっとい。針の中の空洞が見えるもん。
そうは言っても、子供の頃に受けた注射器の針は、このくらいの太さでしたよ。
みるみるうちに、管の中に血液が通っていきました。
続く・・・

 


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