北海道・札幌発・だべさ通信5

雪国の消火栓には目印がある

大雪にふるえている日本列島。
数日前のニュースでは、大雪で被害のあった日本海側の地域で、消防隊員さんたちが雪に埋もれた消火栓を掘っている映像がありました。
本州の消火栓て、地面に埋め込んであるんですね。

 

雪の備え消火栓にも

 

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何もかもが雪で覆われてしまって、いったい何処に消火栓があるのかがわからないので、使っているのは金属探知機。
雪の上に金属探知機をかざして、消火栓のフタを感知。ピーっと鳴った所を掘るというんだから大変な作業ですね。
ふだん、雪が降らない所は雪で覆われるという想定がないので、埋め込み式の消火栓のほうが道路をフラットに使えて便利ですもんね。

 

 

北海道の場合は、埋め込みではなく地上式消火栓です。
背が高いので多少の雪が降っても埋もれる事はないもんね。
でも、ここ2、3日はずっと雪が降っているので、消火栓がある歩道は除雪した雪でてんこ盛り状態。
背の高い消火栓も埋もれてしまいそうです。

 

 

もう少し雪が降ったら、本当に見えなくなってしまします。
そうなると、やっぱりやっぱり消火栓を掘り出さないといけません。
消火栓の所には、こういう時の為の目印に『消火栓』と書かれた標識も一緒に立っています。
これなら、除雪作業をする人からも、すぐに見つけられますね。

 

 

 

 

 

北海道の暮らしの中では、10cmや20cmの積雪なら、町には普段通りにバスが通っているし、コンビニだって開いています。
学校や会社も普段どおり。
それというのも、例えば消火栓がそうであるように、寒冷地ならではの工夫が色々されているからですね。
もし、消火栓が地面に埋め込みだったら、いくら金属探知機を使ったって、雪をほじくるの用意でないもんね。
もうムリムリ〜〜って感じ。
そんな、特別の工夫のなかで暮らしている事に、感謝しなくっちゃ。

 

 


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