北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道の ”ろうそく出せ” 子ども提灯は進化してかわいい

ピンポ~ン。家のインターホンが鳴りました。

 

” ガヤガヤ・・・・ みなさ〜ん、ここが最後のおうちで〜す ”
来た来た、浴衣姿が可愛らしい女の子から、ベビーカーに乗った赤ちゃんまで。
今日は、町内で復活した行事 ” ろうそく出せ ” です。
” ろうそく出せ ” は、子ども達が家々を回ってお菓子をもらって回る習慣です。
当日集まった子ども達は26人だそうで、保護者の数まで合わせると総勢40人にもなるんでない?

 

 

玄関にでると、子供会のお母さんが言いました。
”みなさ〜ん、いっしょうけんめい歌いましょう~! ”
本来なら、” ろうそくだせ ” は、外で歌って家の中にいる人に知らせる意味があったのですが、今は、家人にご披露するのね。
私は子ども達の歌声を独り占めで聞く、なんとも贅沢で照れくさい観客です。

 

 ろーそくだーせーだーせーよお〜〜 ♩
うわあ、音量は予想以上の凄まじさ。
幼稚園の たんぽぽ組 ひとつくらいの人数が、私の目の前1mから大合唱。
しかも授業参観でもなかった至近距離。

 

だーさーないとひっかくぞぉ〜! 
その大音響の振動が、私のタレぎみのほっぺたが小刻みに震えた気がする。
去年よりも体が大きくなった分、声も大きくなったのかな?

 

おーまーけーにー くいつくぞぇ~   ピタッ! おわり
ほっ・・・・ハイ、ご苦労様。
お菓子をどうぞ・・・・・
「ありがとうございます!」はいどうぞ。
「ありがとう!」はいどうぞ。
「どうも、ありがと」はいどうぞ・・・・・・

 

子ども達は、可愛い浴衣を着ている子が何人もいました。
でも、目についたのが、子ども達が持っている可愛いいちょうちん。
小紋柄だったり、カラフルな縦模様だったり。

私が子どもの頃はみんな同じ模様だったよなあ。

これこれ!→

 

 

 

ちょうちんの中にロウソクを灯して、上部についている針金の部分に割り箸みたいな棒を付けて持ちます。
この棒がね、なしてか緑色だったっけ。
嬉しくてね、つい、ゆさゆさ振りながら歩くっしょ。そのうち提灯に火が移ってボワ〜〜〜っと燃えて、おしまい。
今思えば危ないことしてたよね。
でも、それで、火は危ないもんだって覚えたのかも。

 

 

今の子どもちょうちんはLEDライトで安全です。
デザインも色々、楽しいね。

                      


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