PR
風が強くて大きな雨粒がバラバラと音をたてていると思ったら、そのうち地面がうっすら白い。
冬の始まりはいつも湿った雪から始まります。
物置の漬け物を可愛がってやろうと外にでたら、まあ雨のしゃっこいこと。
この冷たさはまぎれもなく、冬の到来のしゃっこさです。
おや、雪がコロコロしています。あられだわ。
札幌は例年に比べて今年は初雪が遅いそうですが、もっと遅くてもいいんだけどなあ。
でも、子どもの頃は嬉しかったんですよ。
雪やこんこ、あられやこんこ・・・・
犬は喜び庭かけ回り、子どもは飛び出し踊り出す・・・いやいや、私の場合は口開けた・・・
それくらい雪が大好きでした。
それがいつから切なくなったのか。
きっと ”雪かきを手伝いなさい” と言われるようになった頃からだよね。
雪を見るのは好き、遊ぶのも好き、雪かきナシならやっぱし好き。
あられには『雪あられ』と『氷あられ』があるそうです。
『雪あられ』は白くて不透明な氷の粒で大きさは5mm未満。
『氷あられ』は半透明の氷の粒で大きさはやはり5mm未満。
それよりも大きいと『ひょう』、雨のように丸い形になっていないものを『みぞれ』と言うそうです。
『積乱雲の中で最初は小さい雲の粒だったものが、次々に水滴をくっつけて凍らせる。
それが上昇気流によってクルクル回りながら上がったり落ちたりを繰り返す。
そのうち大きな玉に成長して、じきに地上に落ちる。』
これがあられの正体だそうです。
色の白いあられは、早く凍るので空気も包んじゃう為だそうです。
なるほど、そうると今日のあられは・・・・・・
ひや~、けっこう冷えてるよね。
雲の中で起きているあられの様子を想像すると、まるでお鍋の中で転がって大きくなるコンペイ糖やかりん糖のようです。
積乱雲は空の工場みたいだね。