北海道・札幌発・だべさ通信5

淡水で育つミドリフグを買いにアイランドやまがみに

先日、長女が小さなボトルに入った魚を持ってきました。
小さくてコロンとしている。
「フグだよ、可愛いっしょ」
フグ?!
聞けばUFOキャッチャーの景品だったんだと。
そういえば昔、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)が景品にされたことがありましたよね。飼いきれなくなって池などに放されて社会問題にもなっています。
で、今度はフグかい。


体長3センチほどの小さな魚はミドリフグというんだと。
「フーちゃん置いて行くからよろしくね」
フーちゃん?しかもよろしくねって、どう言うことよ。
これだも、ミドリガメがよその池で増えるわけだ。
お祭りの金魚やドジョウを持ってきては私が面倒を見て死なせていたことは、子供達が一番よく知っているじゃないか。



でも、生き物好きなことも見透かされているなあ。
ボトルの中を覗いて見れば、フグはビー玉のような目で胸ビレと尾ヒレをワンコの尻尾みたいにフリフリしています。
「フーちゃんのために、水槽を買いに行くか」と旦那さんが言いました。

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ミドリフグのフーちゃんは汽水(海水と真水が混ざった水)が好きなんだと。
だから海水が作れるという薬と、あと餌は『赤虫』がいいらしい?
虫って・・・あの虫??
これか・・・・・・



真っ赤なイトミミズのような虫が、板状の固まりの状態で冷凍になって売られていました。
ミドリフグの飼育初心者には、それは目をそむけたくなるような状況ですよ。
これ、どうやって保存するの??やっぱり冷凍庫?冷凍庫だよね、冷凍庫しかないよね・・・・・
それを毎日少し溶かしてあげるんだと。
わわわ〜〜〜

帰宅してから、今与える分だけの餌をパキっと割る。
その一欠片の中に何十匹もの赤虫がいます。
残りの餌はビニール袋に2重に入れてからさらにジップロックに入れて絶対漏れないように完全パックしてから冷凍庫へ。



しばらくすると、赤虫の固まりが溶け出し、もちろん生きてはいない(多分)のですが赤虫がうようよ。
解凍した赤虫を割り箸でつまむ。
ふーちゃん、ほら、赤虫だってさ・・・・
割り箸の先に、溶けた赤虫が何匹もくっついています。
パクパク...おおフーちゃん美味しいかい?



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フーちゃん死亡でアイランドやまがみ北野店

ところが、水の塩加減が濃すぎたのか、それともここがストレスだったのか。
始めは餌を食べていたフーちゃんでしたが、次第に餌を食べなくなり1週間ほど過ぎた日の朝、ぷっくりお腹を上にして死んでしまいました。


やっぱり・・・・我が家には無理だったのね。
住人のいなくなった水槽と、ほとんど減っていない赤虫が残りました。
ミドリフグを買いに行こうかな。



近所のペットショップに行ってみたり電話をかけて見たけどミドリフグはいませんでした。UFOキャッチャーの景品にはあるというのに。
この上はネットで調べて、地下鉄東西線に乗り、南郷18丁目駅から徒歩でいけるアクアショップ『アイランドやまがみ』というお店へ。





汽水ミドリフグと淡水でもオッケーミドリフグ



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このお店はすんごい。小鳥や熱帯魚、爬虫類と行ったマニアックなペットもいっぱいいるね。
しかもここには『汽水ミドリフグ(300円)』と『淡水でもオッケーミドリフグ(600円)』が売られていました。



お店の方に育て方を聞いて、お値段はちょっと高いけど育てやすいという『淡水でもオッケーミドリフグ』を2匹購入!
今度のフグたちは最初のフグたちよりも元気がいいです。
赤虫をかざすだけで水面からジャンプしてくるよ。





 

彼らは水槽の中からこちらが見えるようで、お腹が空いているとやってきます。
今、朝ごはんあげるからね。
冷凍庫から冷凍赤虫取り出して溶かさなきゃ。
ぐるぐる巻だったビニール袋は今じゃ2重ね。
ほーらほーら溶けてきた。フーちゃんグーちゃん、赤虫だよ〜〜。




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ミドリフグ、最近はネット販売もしているそうです。



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