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内地から来た大叔母さま。
「そういやまえに、手稲山に行ったことあったよね〜」というリクエストにお答えして、しばらくぶりに行ってみる事にしました。
我が家からは、旧道を通って行くと近道です。
私も旦那さんも小学校の遠足は手稲山だったので、この旧道は何度も歩きました。
■ 本州とは違う北海道の景色
「ありゃ〜白樺多いね〜」
”え、ええ そうですね・・・(大叔母さまが見ているのはダケカンバという木で、白樺とそっくりだけど、枝は横にも広がります。)
「北海道には栗の木なんてあんのけ?」
”ありますよ〜 でも小ちゃいです」
「ああ〜そ〜・・・」
栗は寒さが苦手なのか、北海道の栗は、イガイガを含めても野球ボールくらい。
個人的には、君はもっと大きくなれるよ〜っと、ほめてその気になってもらいたいです。
しばらく進むと、道は現在の道路と一緒になります。ほら、手稲山の頂上(1,023 m)が見えてきましたよ。
ここからはスキー場が続きます。草を刈っている従業員さんたちが見えました。
右方向の山の上に小さく見える棒のようなものは、札幌冬季オリンピックに使われて聖火台です。
■ 山頂までは夏は徒歩、冬はサミットエクスプレス
車で来られるのは、手稲山ロープウェイがあった広場まで。
現在ロープウェイは営業されていないので、夏の間、山頂を目指すには、関係者以外は徒歩で登らなくっちゃいけません。
でもね、ロープウェイの建物の向こう側にリフトが見えますよね。
このリフトは、スキー客を山頂に運ぶサッポロテイネのフード付高速4人乗りクワッド「サミットエクスプレス。
ひや〜、おばちゃんには1度じゃ覚えられない、かっこいい名前!
ふもとまでの最長滑走コース約6kmを滑り降りる事ができるそうです。
どうしても歩かずに山頂まで行きたい方はこれでどうぞ!
スキーもスノボも乗れない?したら、そのままリフトで下ってくればいいんでないかい。
■ 札幌オリンピック当時の建物
広場の反対側には、札幌オリンピック(1972年)当時の建物が残っています。
ここだけは今でも使われているようです。
冬季オリンピックによって変貌を遂げた札幌は、今、東京オリンピックに続けとばかり、にわかにざわめき始めました。
近い将来、この地に再び聖火が灯る日がくるのでしょうか。
当時の聖火台もこころなしか、この先の行方を伺っているようです。
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