PR
新日本海フェリー『ゆうかり』は、小樽港を午前10時30分に新潟に向けて出航しました。
船内にはちゃぶ台が置かれているから、とてもあずましい(居心地がいい)ね。
珍しいというよりも、あまりにも普通にしっくりきちゃうのは、私もレトロな人間の証拠ですね。
赤電話も設置されいますね。コメットさんの着せ替え人形や、あ!南沙織やピンクレディのUFOのレコードもある!
新日本海フェリーでは6月30日(月)まで、新潟〜北海道小樽航路就航40周年を記念して『懐かしの昭和レトロ』という企画を行っていて、船内は至る所で昭和の雰囲気が楽しめます。
大村崑さんの、『元気ハツラツ、オロナミンC!』なんてのも、身近にあったもね。
ピンポンパンポ〜〜〜〜ン
皆様、これよりコマ回し大会を開催いたします。
ぜひ、ご参加下さいませ。
ピンポンパンポ~~~~ン
「私、行くわ」景子が言いました。
なんでも景子は昔、男の子たちと一緒にコマ回しで遊んでいたいたから、少しは腕に自信があるんだと。
したら私もやってみるか。
会場には私たちの他に、すんごく上手そうなおじさんと、幼稚園の時にやったという家族づれのパパが参加し、4人の勝負になりました。
”まずは練習どうぞ。”
景子がコマの軸にヒモをぐグリグリ巻き付け、ソレ〜!っと放つと、コマは見事にまっすぐ立ってグルグルグルと回りだしました。
ヒモを放つ時の手首の切り返しは、なかなかなもんだわ。
おじさんは体を少し斜めぎみにしてシュっと放ちました。計算されたヒモの手さばきは、さすが昔の感覚を呼び起こしているようだね。
若いパパも、子供達の声援をうけて、シュ!!なかなか上手ですね。
私も、ヒモの巻き方から教えて頂き、ソレ!・・・ありゃ!・・コマが向こうにふっ飛とんだ。
ソレ!・・・・・今度は後ろ。もう、何処に飛んで行くかはコマに聞いてくれ状態です。
『それでは本番ですよ!一番長く回っていたコマの方が優勝です』
あ、ちょっと待ってください。ヒモがヘンになっちゃって・・・・すいません・・
はっちゃきで(必死で)口をとんがらかしてヒモを巻きました。
『はいそれでは再び用意いいですかあ!3、2、1、それ!!』
びゅ〜〜〜ん。
あら!!私のコマ回った!!
なんと、4つのコマがビュンビュン回りだしました。・・・あ〜っと、予想外の展開です!おじさんのコマが・・・・コテ。
お〜〜〜と、どうした事でしょう、パパのコマが・・・・コテ。
という事は、景子と私の一騎打ち。
景子のコマは揺らぎません。それに比べて私のコマはあやしくクネクネクネクネ船酔い状態・・・
おお〜〜〜〜・・・・・・・・・コテ・・・・
”ぽぷらさんの優勝です!!”
”優勝者には、新日本海フェリー『ゆうかり』のTシャツと金メダルです!
”準優勝の景子さんにも新日本海フェリーグッズと銀メダルです!”
あら、おほほほ・・・
奇跡の大逆転、生まれて始めて金メダルを首にかけてもらい、景子と金銀を独占いたしましたあ!
パチパチパチ。
その後、ふたつのメダルは、パパを応援した可愛い二人にプレゼントしました。
景子は「まさかぽぷら優勝するとはねえ」と言いました。
ま、ちょろっと本気を出せば、こんなもんでございますわ。
夜7時30分、フェリー同士のすれ違い。ボーーーー!