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シャーベット状の雪が、濡れた道路を覆っていて、油断しなくても足をすくわれてしまいそう。
こんな日の横断歩道は中年マダムにとっては危険地帯。
とくにほら、白線の上が滑りますね。
でも白線をまたげるほどの足の長さもございませんので、白線のない横断歩道の端っこをチョボチョボすり足歩きで渡ります。
信号が青になりました。チョボチョボチョボ・・
私が歩き始めた時に、向かい側からお爺さんが小走りでやってきました。
危ないよ〜・・・と思ったら、スッテン！！
おお！
道路にあお向けになったお爺さんは、そのまま勢い余って背中でもちょっと滑りました。
お爺さん大丈夫？！このうえは、早いとこお爺さんの所まで行って手をかさなくっちゃ。
だけどもね、慌てると、きっとお爺さんの二の前になっちゃいます。
落ち着いて、冬仕様スピードすり足。ツツツツ・・・
ところがお爺さんは、ササと立ち上がって、何事もなかったように私とすれ違いました。
すごいお爺ちゃん。でもあとで、ぶつけた所が痛くなっちゃうかもしれないね。
お爺さんの心配をするまえに、自分の足元見たほうがいいんでないかい。
皆さんも、お気をつけ下さいね。
