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おお、荒巻鮭でしょや!
荒巻鮭はどっさりと塩をしてある鮭で、鮭を保存する方法として、北海道では昔から作られていました。
師走の風物詩みたいなもんです。
Wikipediaによると ” 昔はワラで縛っていたので『わら巻き』から『荒巻』になったという説や、荒縄のムシロを使用して作っていたから『荒巻』になったという説がある ” とありました。
荒巻鮭の中でも、すんごくしょっぱい鮭があります。
それを私たち北海道人は『塩引き』と言っています。
焼くと塩が粉をふいて、白くなるの。
昔は冷凍などという技術がなかったから、塩をいっぱい使って保存していたんだろうね。
塩引きのいいところは、ほんのちょびっとでご飯が食べられること。
よくないところは血圧上がっちゃう事だだわねきっと。
私はよくご飯の上に乗せて、お湯やお茶をかけて食べました。
母は、焼いて身をほぐしたあとの骨をストーブの上でこんがり焼いてから、茶碗に入れてお湯を注ぎ、
”あ〜おいし”と言ってはすすっていました。
今では若い人には馴染みがないかもしれませんが、私たちチーム熟年にとっては、懐かしい北海道の味です。
野菜をたっぷり入れた三平汁にすれば、塩を入れなくてもおいしくできそうですし、私は毎年のように『鮭の飯寿司』を作ります。
なんだかソワソワしてくるね〜、そろそろ師走かあ。
それにしても、この荒巻、すっごく安いんでないかい。
ここは、札幌でも激安で有名なマンボウというスーパーです。