北海道・札幌発・だべさ通信5

手稲消防署の消防車 今度は見せるよ

昨日の手稲は良い天気になりました。
遊びに来ていた王子はもうすぐ2歳。ずいぶん遠くまでも歩いていけるようになりました。


ばーばと二人でお散歩に行こうか?
靴だって13.5センチになったもんね。
歩道はまだ雪でザクザクのところがあるけれど、それくらいなら抱っこすれば大丈夫さ。
ほーら、ブーブが走って行ったよ。


「ブーブー」
『ブーブだねー』


ブーブー見せたさに、国道までやって来てしまいました。


「バシュ〜〜〜〜!! あーおー!!」
『青いバスが行ったねー』


「しゅうしゅうしゃ〜〜〜」
『ゴミ収集車行ったね〜〜〜』


車のことは興味もなかったけれど、ブルトーザーとか、消防ポンプ車とかハシゴ車とか、道路工事の時に現れるロードローラーとか、色々覚えたのは子供達が小さい頃に見ていた ”働く車” の本のおかげ。


そして、車を6台も乗せたキャリアカーが目の前を通った時には手をパチパチ叩いて喜ぶ王子。
そうだ、この先に手稲消防署があるから行ってみようかな。本物のの消防自動車を見たらきっと喜ぶに違いない。
救急車だって、ボタンを押してピーポー言ってるサイズじゃないよ。
本物の消防ポンプ車もレスキュウ車も救急車もある。
小さな手を引いて、もう一つ遠くの電信柱まで歩いて行くことにしました。



ほら〜〜あそこに消防車・・・・・・

シャッター閉まってる ・  ・  ・ ガガーーーん

いつも車庫が開いているじゃないか・・・



ま、まあ仕方ない。じゃあ帰ろうか。
ここから後方転換、角を曲がった路地には雪解けでできた水たまりが転々と続いていました。


王子は吸い込まれるように水たまりペチャペチャ!クルクルペチャペチャ!思いっきりペチャペチャ。
おいおい、靴、濡れちゃうじゃないか。


抱き上げたショベルカーのようなばーばーの腕を、”何をすんるんだ” というように、もがいてすり抜けると、腕をグルグル回して水たまりめがけて突進!
このショベルカーにすくい上げられる前に、1回でも多く足踏みしなくちゃならないと、キツツキのくちばしみたいにタタタタ足踏み。




自分の子だったら靴が濡れようが足に水が入ろうが大したこっちゃないけれど、ばーばだって孫の場合はちょっと気が引ける。
でもなあ、楽しそうだしなあ。


こっちにも水たまりある・・・ペチャペチャペチャ・・
向こうにもあるよ!・・・ペチャペチャペチャ・・

ヒャ〜〜すんごく飛ぶね!




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ただいま・・・・・・
靴はもちろん、スポっと抜いだら靴下もズボンも裾もベッチョベチョ。
『あのさあ、たくちゃん、靴とかベチャベチャなんだけど・・・・水たまりでさあ・・・・』
この場に及んで小さな孫のせいにしようとする おばばの言い逃れ。



「あらあら・・」長女はリュックから変えのズボンと靴下を出してきました。



でもなあ、予想ではこのあたりで消防車を見つけ・・



このあたりでは「しょうしょうしゃ〜〜」と駆け寄り



ここでは興奮してワキャ〜〜〜パチパチパチ!!となるところだったのに・・・・


今日は2台も日向ボッコしてました。

王子には次回のお楽しみということで。


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