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小樽の田中酒造 本店は、小樽運河からほど近い所にあります。
先日の『おたる雛めぐり』で、由緒あるひな人形を見せて頂きました。
その田中酒造の売店で、カゴに置かれていた酒粕が目にとまりました。
お米のツブツブが見るからに美味しそうな酒粕です。
「お酒を絞る今の時期にしかない酒粕ですよ」
”そうかそうですね、１つ下さい”
そこで今日は、甘酒を作りました。
なになに、”吟醸粕（ぎんじょうかす）か・・・・・。
強く絞らないので形くずれしやすいです。” だと。
そうか、それでホロホロしているんだね。
作り方も書いてあります。
ここはひとつ、書いてある通りの分量で甘酒を作ってみましょう。
やや、いつもだと、固まりがなかなか小さくならずに四苦八苦するのに、この酒粕は、しゃもじで何度か かまかしているうちに（混ぜているうちに）さ～っとほぐれました。
透明感のあるご飯のツブツブがいっぱいです。
さらりとした口当たり、しっかりとしたお米の存在感。
普段、スーパーで買うものと違いますね。
そんな酒粕、名前はカスだけど、毎日少しずつ（実験では50g）甘酒にして飲むとでコレステロールが下がるという事が判明！！
お酒を作る行程の中で、酒粕にだけ含まれるレジスタントプロテインという物質が、腸の中の脂質や食べた油を捕まえて、体の外に出してくれるそうです。
さらに、腸が改善されるということで、肌も美しくなる。
さらにさらにビタミンＢ２は米の２６倍、Ｂ６は４７倍も含まれており、腸の中のアミノ酸は、なんと５８３倍にも激増する！！
こんな役にたつカスなんて見た事ないですね〜。
勝手にカスって言わしとけばいいさ。
内に秘めたすんごいパワーがある事を、知ってる人は、ちゃんと知ってて認めてくれるから。
