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朝の低い太陽が、手稲山を照らして、雪のデコレーションがそれはそれは美しいです。
目をこらすと、サッポロ・テイネスキー場のリフトが見えます。
白銀の世界を滑り降りるのは、とても気持がいいでしょううね。
私も若い頃には、何度か、あの下にあるオリンピアスキー場の斜面を滑りました。
スキーをハの字にするボーゲンで滑れば、あんがいゆっくり降りてこられるものです。
でもさ、ちょっと慣れてくると、いいフリこいてシュプールを描きたくなるわけね。
すると、切り返しがうまくできなくて、どんどん加速してくる。
あ〜れ〜〜〜〜ってなもんよ。
危ないと思ったときは、お尻をついて転んで止めるんだけど、すでにすんごいスピードがでちゃってるっしょ。
ゴロンゴロン転がっちゃってさ、鼻の穴にも雪が入ったもね。
もうスキーを履く事はないと思う。
なのに最近じゃ、坂でなくても、何かにつまずいて転がっちゃいそうになるのは、いったいどうしてなんだべね。