北海道・札幌発・だべさ通信5

手稲神社へ、参拝の作法も

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用事を足しに町へ出たついでに、手稲神社に寄りました。
お正月も5日になり、初詣の人出も落ち着いたようです。

 

 

 

 

久しぶりに会った狛犬は、なんか不機嫌そう。
なに?でっかいマンションが建っちゃって向こうが見えない?
わかるわー、私もそう思ったも。
左手で構えているそのボール、蹴ったらダメだよ。

 

 

杖をついたおばあさんも、一段一段、ゆっくりと階段を踏みしめて初詣。
お年寄りにはキツいよね。

 

 

ささ、お賽銭を出しましょう。
お財布の底をまさぐって、握った手のひらを開いてみると、1円玉と5円玉と10円玉、それと100玉が3枚ほど入っていました。
このまま、お賽銭箱にジャラジャラっと入れようかと思ったけれど、やっぱし いたましい(もったいない)ので、百円玉だけつまんでお財布に戻しました。
” ぽぷらよ〜、あんたいっつもセコいぞえ〜”

 

 

お辞儀をしている頭の上から、神様の声が聞こえました。
神様!金額ではござりませぬ、気持ちが大事でござりまする!
”わかったわかった。まいいから、ほれ、それをちゃんと見るのじゃよ。

 

賽銭箱の前に、参拝の作法のプレートが設置されていました。
1)軽く一礼
2)お賽銭
3)鈴を鳴らす
4)二拝
5)二拍手
6)一拝
7)軽く一礼

 

あ、間違っておりました!
”んだべ〜、今回は神は許しちゃるから、次からちゃんと心得ておくのじゃよ”
ははー、もう100円入れときます?
”そうじゃのう・・・あいや、いいからいいから、神は心が広いのじゃ”
ははー

 

本堂のはずれに、小さなお宮がありました。
なになに、昔、栗の木があったのか。
そこに住んでいた2匹の白蛇のうちの一匹が、子どもに石を投げられ死んじゃったのね。
子どもはそのあと、お腹が痛くなっちゃって神社で清めてもらったら、治ったんだね。
それから、残ったもう一匹の白蛇もいなくなっちゃったんだと。
安易な殺生はいけませんって事ですね。

 

 

 

そういえば昔、近所の爺ちゃんが、お酒の瓶にマムシを入れて、
『マムシ酒だあ』とか言って喜んでいたっけ。

 

高いマンションが建ち始め、手稲神社も、だんだんと町の中に埋もれてしまうことでしょう。
でも神様は何処でも自由に行けるようだから、遠くの景色を見たくなったら、ドローンのように飛んじゃうんだろうね。

 

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