北海道・札幌発・だべさ通信5

手稲神社の神様と話した気分

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手稲神社のお祭りです。
朝8時ころ、ドドーンと花火の音が鳴りました。
手稲の町も大きな建物が立ち並び、昔の姿とは随分変わってしまったけれど、手稲神社はずっと変わらずほっとするね。

 

 

お賽銭をパラパラ。柏手をパンパン。
あれから私はこんなに歳をとってしまいましたよ。
お歳のとらない神様は、さぞパワフルにご活躍なさっているのでしょうね。

 

”なんもだあ~!!”
おお、その声は神様!!

”ぽぷらよ~ お前は幾つになっても修行が足りんのお”
はは~m(__)m

 

 

”いったい私は幾つだと思っとる。自分でも数えきれないでおるんじゃぞ。足腰の衰えに加えて耳が遠くなりおって、今じゃ願い事もちゃんと聞き取れんわ。
ここ数年の正月と祭りの多忙さはかなりしんどいぞえ”
そうでございましたか、それは失礼いたしました。

 

 

”それに最近の賽銭たら、ほんのちょべっと、ダラ銭ばっかしだべさ。せめて300円くらいちょうだいなんて言えないところが神社のつらいところなんだなこれが、わかるウ?”
ごもっともでござりまする。私も5円でございましたし・・・

 

 

”なに、5円! ケッチくさっ! 『ご縁がありますように』なんてシャレを広めちゃった人間がいたからなあ”
しかし神様ともあろうお方が、今日は随分と弱音を・・・・

 

 

”え、あ、いや、あんたが受けるであろう試練を、神が変わって受けてやってると申しておるんじゃ”
そ、そうでございましたか!!
ありがたき幸せ、はは~m(__)m
ついでと言ってはなんでござりまするが、最近物忘れがひどく、ヒザも痛くなってまいりまして、目もしょぼしょぼ・・・・

 

 

”ばっかも~ん!! そんな事は人間誰しも経験するわい。
逆に幸せな悩みと考えなきゃいかん。
自分の身に試練が降りかかって、初めて他人の傷みというものがわかるのじゃ。
そうすれば、しだいに他人を思いやる気持ちが湧いてくるべさ。
人の痛みがわかるということは、人間にとって、ある意味、幸せなんでないの?”
はは~、言う事がすんばらしいでございます。

 

 

”んだべ~、いいか、前にも申したが、人間は必ず幸せが64%、不幸が36%と決まっておると教えたじゃろが!”
そうでしたか?聞いたような聞いていないような・・・

 

 

”しゃーない、いいか耳をかっぽじってようく聞くのじゃ。ハッハと笑えば8×8=64。悲しい時はシクシク泣かさる(泣いてしまう)から4×9=36、合わせるとほれ、100% だべさ。
幸せの割合の方をちょびっと多くしてやったのは、賽銭にめんじて神がサービスしてやったんだぞえ”
なるほど~、さすが神様でござりまする~m(__)m

 

 

神様、今日はとても勉強になりました。
”いやいやなんもなんも”

 

 

ところで神様、今年のお賽銭はいかほどでございましたか?
”は~?なに~?わしも最近 耳が遠くての~・・・なんだって~?”

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