北海道・札幌発・だべさ通信5

道路も凍る遅い冬の始まりです

夜10時ともなると、さすがに外は冷えているね。
濡れた道路はほら、凍ってかさぶたのようにゴツゴツと盛り上がっていますよ。
ここで靴のかかとをすくわれたらもう宙を飛んじゃいそう。どっか1本位、骨が折れてもおかしくないね。

 

 

 

今日は週に1度の手話講座の日だったもので、だいたい帰りはこの時間になります。
1年と半年の間続くこの講座の私は1年生。
そしたら偶然、近所に2年生の女性がいることがわかって、まだ30代の彼女と、毎回同じバス停で通っていました。
夕方のバスに乗って、帰りに手稲につく頃にはいつも夜の10時頃。
毎回、” この講座は難し過ぎた・・・・”  っと、しょんぼりしちゃう私の心を、失敗談や魚釣りやキャンプの話などで、いつも楽しい時間に変えてくれた彼女でしたが2年生の彼女の講座は修了し、バスで一緒に過ごす時間は今日でおしまいです。

 

 

いつも混んでいる車内だけれど、今日は偶然にも二人用のシートが空きました。
座ろ座ろ。
一緒に座ってから、私はカバンの中をゴソゴソまさぐって、スティックタイプの龍角散のど飴を取り出して、
『ハイ、今日もご苦労様』と1個をちぎって渡しました。
この年になると、飴がいつもカバンに入っているんですよ。
のどがセラセラした時や、小腹が空いた時や、のどが渇いた時なども役に立つから、おばちゃんには欠かせないアイテムです。

 

 

彼女が「これをそうぞ」と言って私てくれたのはチョコレート。
ありゃ?
「半年の間、楽しかったです」
それを言うならこっちの方でしょ。私なんか、講座が終わるたびに心がポキポキ折れちゃって、そのたんびに励ましてくれたじゃないですか。
ボケ防止に始めた手話がきっかけで始めたことで、こんな楽しい時間を過ごすことができたなんて。
ありがとうね。

 

 

 

これからは一人で通うのか。
寒いしな・・・雪も降るし・・・・心がポッキポッキ折れた日は、熱っついコーヒー飲んで自分で温めるようにしましょうか。

 


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