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お店のドアを開けると、甘～い香りがする。
玄関ホールのショーケースに、シフォンケーキが並べてありました。
お菓子を焼いている匂いだったのね。
私たち４人は奥の席に座ったのに、外の日差しがスーっと差し込むような店内です。
オルゴールBGMが流れていて、席の間隔も広くて、あずましい（居心地がよい）。
出されたお水のコースターに点字が打ってあるのに気づきました。
コップをよけて、まじまじと見たり触ったり。
指でなぞってみても、ポツポツの間隔や並びなど、まったくわかりません。
点字が読める人の指の感覚って、ホントすごいなあ。
まもなく、注文を受けにお店の女性がやってきました。
テーブルに置いたメニューを示してから、” どれになさいますか？ ” と、しぐさと表情で聞いています。
私はメニューを指差して「野菜カレーと飲み物はコーヒーで」とお願いすると、彼女はそれをメモに書きとり、ニッコリうなずいて店内の奥に戻って行きました。
ここは、耳の聞こえないスタッフがいる『ほほえみカフェ』というお店です。
私がお願いした野菜カレーは、サラダとコーヒーor紅茶がついて700円、税込！
一緒だった３人がそれぞれ注文した煮込みハンバーグセットの680円にも、ランチセットにもコーヒーor紅茶が付いてる。
さらに食後だと、アイスは50円引きで200円だと。
わお、そりゃ女子にはありがたい。
あら、お魚が２切れも付いているのね。
気付けば、あらら、３時間。
お客さんが次々にやってくるのは、ここの居心地がよいからでしょうか。
昼下がりのおしゃべりを、たまにはこんなお店でするのも、なんかいい。
ほほえみカフェ
札幌市豊平区豊平3条7丁目1-1
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ほほえみカフェって？名前がいいですね
カレーもおいしそう どれも１品１品 心がこもっているように見えてきます
うちの近所にも ハンディを抱えたかたを支援する企業があるのですが 一般のかたがそれを理解して寄り添う気持ちがもっと増えるといいなぁと思います
カレーの彩り、いいですね～。
とっても美味しそうです。
アイスの上にちょこんとのってる飾りのミントが
バンザイ＼(^o^)／してるようにも
フィギュアや体操競技などのフィニッシュポーズのようにも
みえますね。
コースターは点字なのですか。
視覚障碍者にとっては実用的なものだけど、
普通にコースターのデザインとしてみてもおしゃれな感じがします。
すみれさんへ
そうですね。
１つ１つの丁寧さが伝わってきますね。
ハンディのある方のお店というのが全面の出ちゃうと、その生活を知らない私なんかは敷居が高くなってしまいます。
自分の知らなかった世界を、なんとなくオシャレにかんじさせてくれる事で、距離が近くなったような気がします。
もみじさんへ
そうなんです。
ひとつひとつの丁寧さがよいですね。
点字を使ったコースターとは、今まで考えてもみなくって、それがオシャレに感じます。
かしこまった形にとらわれない事で、身近に感じられることが大事だと思います。