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エゾオオカミは、確かに北海道に住んでいた。
資料館のおじさんに「写真撮ってもいい?」ってきいたら、「いいよいいよ」って言ってくれました。
北大植物園の資料館でしか見る事ができない、エゾオオカミの剥製です。
エゾオオカミはなぜ絶滅したのか、以下の説明文です。
『明治以降の北海道の急速な開発が、大きな原因となったのは確実です。
一方で、開拓使がシカ肉の缶詰工場を作り、シカを大量捕獲したために、エゾオオカミの餌であるエゾシカが著しく減少しました。
また、各地で、オオカミによる家畜の被害が頻発し、毒殺などの駆除が推奨されました。
その制度が廃止される明治21年までに、1539頭ものオオカミが捕獲されました。
その他、飼い犬と共に侵入してきた犬の病気、ジステンバーのような病気も原因ではないかと言われています。』
最近は、エゾシカが増え過ぎて、食害が進んでいるそうです。
ここには、南極で生き延びた樺太犬『タロ』もいます。(剥製)
南極物語でも有名になりましたね。
南極から戻ったタロは、余生をこの北大植物園で過ごしたそうです。