「あ、お父さんシシャモだ、今日特売だってさ、安いね」
スーパーの魚コーナーに特設コーナーが置かれ、『シシャモ大特価』!!のポップの前には、キラキラした銀色のシシャモがたちが、みんな並んでまん丸い目でこっちを見ている。
「そうだな、たまには本物食ってみっか」
そして、ふんぱつして本物のししゃもを買った!
『普通に売られているカラフトシシャモ(カペリン)と本物のシシャモはまったく違う!』
とか力説していながらも、実は本物のシシャモを食べる事がめったにないもんだから説得力がない。
シシャモを最後に食べたのはたぶん、数年前に行った広尾町での食堂が最後だったと思う。
それ以来、買うのはいっつもカラフトシシャモと言われるカペリンという魚ばかり。
だってさ、カペリンだって美味しいよね。安いし。
今が旬のシシャモはオスが10匹で税抜き980円とメスが598円で、それでもカラフトシシャモからすると高価だけれど、たまにはいいよね。
という事で、オス、メス、両方買って味を比べてみることに。
ついでにね、カラフトシシャモも買って、食べ比べもいいかなと思い、税抜き280円のカラフトシシャモのパックも買いました。
正直、双方の姿の違いもよくわからないのでございます。
= ここでおさらい。=
一般にシシャモ(カラフトシシャモ)として売られているのは、カペリンという魚である。
一方、シシャモはというと、世界で北海道の太平洋側にだけに生息し、鮭と同じようにに川で生まれて海で育ち、再び川にそ上する魚である。
■ シシャモとカペリン見た目の違い
さて、見た目はどうでしょうか。
上の2匹がシシャモのオス、中段の少し小さめなのがメス、そして下段の2匹がカラフトシシャモ(カペリン)です。
比べてみると、姿は全然違う。
○ シシャモは見た目が透き通る感じで、全体的に黄色っぽいです。
一方カペリンは背中が青いですね。
○ シシャモはウロコの形がしっかりわかるけど、カペリンにはウロコのようなものがはっきりわかりません。
サンマっぽいね。
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○ 焼いた感じも違う。
シシャモのほうが身が柔らかいのか、崩れやすいようです。 慎重に扱ったほうがいいみたい。
カペリンの方はというと、全員、こんがり焼けました。
(焼いたカペリンは撮り忘れちまいました)
こちらは上4匹がシシャモのオス、下3匹がメス。
■ シシャモとカペリン味の違いは
さて、肝心の味の違いです。
まずは、シシャモのオス、口に入ります・・・・・・
ん〜、味がしっかりしています〜。
それから身がホックリという感じがます。
メスはどうでしょう・・・・・ん〜これも美味しい。ただ、体の大きいオスの方がホックリ感があるような気もする。
さて、カラフトシシャモ(カペリン)はどーでしょう・・・・・!違う!
まったく違いまっせ!
美味しいけど、まず、ホックリ感がシシャモほどない。
それから、身の味も違う、どちらかと言うと、メザシっぽい。
これはやはり、シシャモに軍配かな。
ただし、この結果においては、特売品、しかも1店舗の商品でのみで試したものですから、絶対的という事ではないのでご容赦下さいませ。
シシャモとカペリン、比べてみると、その違いがよくわかるものですね。
でも、食卓は楽しく美味しく食べられるのが一番。
我が家では、これからもずっとカペリンのお世話になると思いますよ。
時々、シシャモも食べたいけどね。
シシャモは女神が柳の葉から作った魚
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シシャモ、美味しいですよね。
オスの乾干しが一番好きです。
ホクホクの身は味わえないけど
本シシャモならではの旨みが凝縮していると思います。
昆布巻きの芯にしたら、これがまた…。
去年は食べ損ねているので、今年はなんとか奮発しようっと。
もみじさんへ
昆布巻きの芯!!わわ、これは美味しいですね!!
そこまでは気づきませんでした。
すぐに口に入れることばかりを考えていました。
カラフトシシャモなら、作れる日も近いかもです!