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スイセンは、私の中では特別な花です。
花壇に咲いてるどの花よりも、人と一緒に春を過ごしてきた花だからです。
雪がとけると、ポっと灯りをともすように、必ずどの家の回りにも咲いていました。
手間をかけずに放っておいてもちゃんと咲くから、花壇というよりは畑の隅っこだったり、家の前の道ばただったり。だから外で遊ぶ子供達のそばにも、必ずスイセンの花があったもね。
なのに、いつしか主がその場を去る事になった時、花壇の花は連れていくのにスイセンは忘れ去られてしまいます。
それでも、春になったらちゃんと咲く。人がいなくなってしまっても、家が壊されても、回りに雑草が生えてしまってもね。
草むらで咲いてるスイセンを見ると、いつか家族が戻ってくるかもしれないと、”ここだよ”って言っているように思えてきます。
今年も、空き地の草むらに、まぶしいスイセンの花が先ました。
ここにも昔、古い家が建っていました。
もう、随分前に、壊されてしまって、今は跡形もないのにね。
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水仙は我が家にも咲いています。葉は、韮と間違えられ、食べると毒が有るので気を付けて下さい。(きれいな花には棘が有る。ああバラか)花のいわれは、ナルシスト。ギリシャ神話に出てくる美少年が水に写った自分にうっとりするところが有ります。(チョイ悪親父Ⅱも若い頃、紅顔の美少年と言われた事がありました。冗談です。)
そうそう。
寂れた町に行くと、空き家の前に春なら水仙やクロッカス
夏だとルピナスが咲いているのをよくみかけます。
私が子供の頃住んでいた跡地もやっぱり同じようだったべさ。
そういう花が群生してるのをみるととってもきれいだけど、
ちょっとせつなくもなる風景でないかい。
チョイ悪親父� さんへ
そうですか、スイセンには毒があるのですね。
水に写った美少年の話も初めてしりました。
チョイ悪親父�さんは、きっと美少年だったと思います。
見てないけど・・・・(^_^;
もみじ さんへ
そうなんです!クロッカスも、けなげですよね。
それに夏にはルオウナスの花。
私も、ちょっと切なくなります。