北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道民はタコの頭をよく食べます

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”北海道ではタコの頭も売られていてよく食べます。”・・・・ん、ん、そうだね。頭の部分は安いもんね。
”タコの寿司と言えば頭が当たり前だべさ。”・・・ほう、そうだったのか。
”たこ焼きには、タコの頭の部分を使うのが当たり前だよ。”・・・・・ま、頭も使うかもね。
”スーパーにはタコの頭がどっさり売られているっしょ。”・・・あら、いつも私が行ってるスーパーと同じ店。こんなに大量のタコが陳列されているとは知らなかった。
ケンミンショーったら、まーたやりすぎだもなー。
そのうち、全国の県民から、『大げさだべ』って言われちゃうべさ。

 

 

地方にいろんな習慣があるのは、見ていてとても面白い。
でも、大げさに見られるなのらまだしも、中には説明不足で、とんでもない習慣に思える所もあったりします。
北海道で言うなら
『北海道民は真冬に室内を30度にもして、半袖でアイスクリームを食べる』というものです。
あの放送を見ていた北海道以外の、いったいどのくらいの人達が『北海道民は灯油のムダ使いをしている』と思った事でしょう。
そして、どれくらいの北海道民が、時代錯誤だと思った事でしょう。

 

 

昭和の中頃くらいまでの住宅は、今のような寒冷地住宅ではなかったから、真冬のシバれる寒さの時は、室内でも水道が凍るほどの気温になります。
ストーブをたいてもたいても、室内には温度差ができるので、頭の高さは30度でも、腰のあたりでは16度、足元は8度、なんてのが普通でした。目の高さに付けられた温度計で30度でも、それは決して部屋の温度ではありません。

 
今建てられている北海道の住宅は、高機密、高断熱で、床から冷たい空気が上がってくる事はなくなりました。だから、部屋の温度を30度にする事はまずありません。
とはいえ、寒い地方だもの、灯油は使いますね。アイスクリームも食べるしね。
そのようなお宅があるのも事実でしょう。

 

 

誰でも、体験のない物事は、わからなくて当たり前。
でも、体験のないものは、安易に自分の物差しで計っちゃうと、それは大変な誤解をまねく時もあるっていう事を知らなくっちゃいけないよね。
私なんか、いつっも誤解ばっかししてるもの。

 


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