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もう35年も板前さんをしているおじさんから、気になる話しを聞きました。
それは、”最近の豚肉や牛肉は同じような味がする”というのです。
それを聞いた時、”そーんな事ないしょやね〜。私だって豚肉と牛肉の味の違いくらいわかるもの”・・・と思いました。
けれど、おじさんが言いたかった事は、そんな簡単なことではありません。
”どちらの肉も、そして、養殖で飼われていた魚も同様、合成飼料の味がする”と言うのです。
毎日、肉や魚を扱っている板前さんだからこそ、おじさんの話しには説得力がありました。
そ、それは確かにありうるかもしれない。
牛のお乳は季節によって味が違うという話しを聞いた事があります。
スーパーで売られている牛乳は、いろいろと調整をして、いつも同じ味になるようにしているのだそうです。
でも本来、春の若葉だけを食べて飼育された牛の牛乳は、ちょっと青くさい味がするんだとか。
豚肉と牛肉の味が違うという当たり前の事も、もしかすると近い将来、同じ味になってしまうのかもしれませんね。
な〜んだ、そしたら、豚でも牛でも、どっちでもいいっしよや〜って事になります。
そうなると、食べる側の私たち人間は、味覚に乏しい生き物になってしまいますね。
何が幸せって、美味しいものをほおばった時くらい幸せな気持ちになる時はないのだから、人間は、だんだん、無表情になっていくのかもしれません。
美味しいものを知らないなんて、未来の人よ、あなた方は可哀想ね。
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ばぁちゃん達の子供時代は、自然なものを食べていたから元気なんだろうな。今は何でも食べたいものがあるけれど、果たしてそれが幸せかって思いますね。
へろへろさんへ
私もそう思います。
私は、我が家の婆ちゃんと歳まで生きられる自信はありません。
農薬やら薬品やらが、きっと体にしみ込んでいるんだろうなあって思います。