そうだったのか！

大きな声では言えないけれど、私は文字を書くのが大の苦手。
ササっとメモなんかしようもんなら、自分の書いた文字なのに、あとで読み返しても読めない！
漢字にいたってはすんごいよ。文字を書く以前に漢字を思い出せないもんだから、『あれ？こうかな？違うかな？』なんてやってるうちに『わかんない～』ってペンでグチャグチャって書いて、それからひらがなに書き直す。
加えて最近の物忘れでしょ。それを書いたメモさえも、どこに置いたか忘れちゃうのさ。

昨日は久しぶりに、小学校の時の先生ご夫妻にお会いして、そんな話になりました。
先生は、私が文字がへたくそである事に
「そうだったよな～」っとうなずいてから言いました。
「でもね、ぽぷらさん。あなたは字がへたくそだったからこそ、パソコンで文字を打つのが楽しくなったんだろう？という事は、字がへたくそで良かったって事じゃないか」

そ、そうだった！
私はパソコンに出会ったから文章を書く事が好きになったんだ。
文字を知らなくってもちゃんと画面に現れてくれるし、書き直しも消しゴムでゴシゴシやって紙を破いちゃうなんて事もない。
打ち間違いで『排雪作業』を『排泄作業』なんて打っちゃった時もあるけどさ、そこはほれ、心のひろ～いブロガーさん達に支えられてきました。
もし、文字が美しく書けていたなら、こんな素敵な世界は知らなかったかもしれないのだ！
私は字がへたくそで良かったのだ！！

先生の、そういう励ましがあるから、今でも私の同級生達は、先生を慕って集まります。
いかったいかった・・・・・・・なーにがいかったんだか。
今からでも、美しい文字を練習しないとダメだもね。

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