絵ハガキでしか見た事のない高千穂峡。
どの写真も左から滝(真名井の滝)の落ちている光景ばかりなので、画面の外はもしかして、なーんにもなくてショボイんでないの??
などと、勝手に言いたい事を言ってた私でございました。
ところが実際行ってみると、あとからあとから車やバスが入ってくる。
お土産屋さんはもちろん、お休み処も沢山の人で賑わっています。
そんな中、私たちの車は真名井の滝から近い『御塩井駐車場』の、残り少ないスペースに入れることができました。
駐車料金は500円。
他にも無料の駐車場もあるようです。
ゆっくり散策を楽しむなら、ちょっと離れた無料の駐車場もいいですよね。
高千穂の観光マップを見たら、滝だけにとどまらず、あちこちと散策する処がいっぱいあるところでした。
高千穂峡の見どころや駐車場などが載ってるマップはこちらが便利
滝は、橋の上からすぐに見えました。
あれか!ドドドっと流れ落ちる水が深緑の水面に消えていきます。
ボートが葉っぱみたい。
さっそく向こうに行ってみよう。
こちらは遊歩道の途中にある小さな社。
置かれていたのはこの地の土で作られたという素焼きの ” まがたま ”です 。
100円ですって、旦那さんは1つ買いました。
さらに奥に進むと、おお~~、ここが絵はがきで見た事のある撮影スポットだね。
滝もさることながら、渓谷がまた見ごたえがあります。
それにしても、ボート混み混み。
ここで
= 高千穂峡のできかた =
もともとあった渓谷に、阿蘇の軽石流(火砕流)がドドドーっと流れ込み、それが冷え、長く角張った柱状節理と言われる岩が作られた。
そこからさらに長い時間のなかで川が浸食され、深い谷ができたのである。
高さ80〜100mもの断崖が7kmも続いている。
そうだったのか、ショボイとか思っていてゴメンナサイ。
やっぱし、この目で見るのが一番だよね。
高千穂峡は、溶岩の浸食によって作られた芸術的な渓谷だったのですね。
柱状節理は、北海道の層雲峡などでもよく知られています。
多くの場合は六角形。
六角形は不思議な形です、雪の結晶も蜂の巣も六角形。
六角形は自然界の究極の形なんだそうです。
高千穂峡は柱状節理の上にさらに岩盤が乗っていて面白い。
自然の芸術作品のすごさを感じました。
こちらも食欲もすごさを感じる・・・あーおいし。
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