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長崎観光には欠かせないグラバー園。
宿泊先のホテルニュータンダの裏がオランダ坂、ここからグラバー園まで歩きました。(市電(長崎電軌大浦線)なら”大浦天主堂下” か ”石橋” の停留所下車)
グラバー園へのアクセスはこちらで確認!時刻表 – 長崎電気軌道
石畳は雰囲気いいね、ずーっとお店が続いてる。
坂の始まりは、まだまだウキウキ気分だったべさ。
おお!お父さん、『かすてら』300円だってさ!
ビニールだけのエコ包装がいい。食べるか。
お店の方に、
「外で食べてもいいもんですか?」と聞いたら、
お店のお姉さんが「それなら、ビニールを切っておきますね」と言って、ハサミで封を切ってくれました。
ありがとうございます!
あとで一休みしながら食べられるね。
『ボーリング日本の発祥の地』って石碑がある。
ウィキペディアによると『江戸時代の文久元年(1861)に、長崎市の大浦居留地に初めてのボウリング場が開設された』とありました。
グラバー園の入り口に到着です。
入園料金は、大人610円 8:00~18:00(入園受付は17:40終了)
ヨイショヨイショと階段を登ると港の景色が見渡せる広場に。
グラバーさんもここで毎日、海を見ていたのでしょうか。
まずはベンチで一休み。
階段を登るとすぐまた階段。
でも、エスカレーターがあるから安心だね。
年配の団体さんは、迷わずエスカレーターで登っています。
お父さんもエスカレーターで行くってかい。
私は階段で行くさ。
エスカレーターを登ったところで、ガイドさんが
「皆さんはここまででいいですよ〜、こちらに来て下さーい」と団体さんを誘導していました。
せっかく来たのに、もったいないなあと思いながらも、私は階段をポンポンと駆け上がり・・・・・というのは途中までだった。
登ったと思ったら、まだまだ上がある。
グラバー園は、設置されているエスカレーターと階段をいくつも乗り継ぎながら、洋館を見てまわることがでる、中高年にも優しく、ちょっとキビシイところでした。
全部階段だったら絶対メゲているところだった。
外国人観光客の方達は、人懐っこく寄って来る大きなコイを見て興奮ぎみ。
ワ〜オ! ナンタラカンタラ〜 ○■△※×◎〜〜〜
順路の通りに上り下り、最後に現れたのが日本最古の木造洋風建築物、重要文化財のグラバー邸でした。
さっきの年配の団体さんは、直接グラバー邸に直行したんですね。
この家の主人グラバーさんがどんな人だったのでしょうか。
『グラバーは江戸から幕末にかけて生きたイギリス(スコットランド)からきた貿易商人。
武器や弾薬なども扱ったもので『死の商人』とも言われる。
キリンビールの育ての親。
日本人を妻にて、日本に大きく貢献、晩年は東京で死去。
子どもは二人、長女のハナと長男の倉場富三郎。
富三郎は、自分と同じハーフの女性と結婚して実業家になるが、戦争によって敵国のスパイだ!とか言われて自殺』
富三郎は日本で生まれて育ったのに、この時代は外国人に対して今よりもすんごく偏見があったんだべね。
一方、長女のハナはイギリス人のウォルター・ベネットという人と結婚して日本には住まなかった。
富三郎には子どもがいなかったけど、ハナは4人の子どもに恵まれたことで、今でも子孫がいるそうです。
私には、富三郎が日本にいた事で、悲しい運命になっちゃったような気がしてなりません。
生きる時代と場所は、偶然の運命まかせですね。
さて、グラバー園のあちこちでは、触れると幸せになれるというハートを探す若者達がいます。
幸せを呼ぶハートの石、ふたっつ見つけました。
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