春の山菜の季節!
山深く入らなくても、けっこう身近で採れる山菜がニリンソウです。
フクビラ、フクベラなんて呼び方もする。
おひたしにしたらまあ美味しいけど、間違ってニリンソウにそっくりなトリカブトを1本でも食べちゃったら大変。
トリカブトは猛毒です!
漢方では正しく少量使えば心臓病の治療にも役立つそうですが、間違って食べてしまうと最悪、死に至るという諸刃の剣です。
そんな恐ろしいトリカブト。
春の姿は本当にニリンソウにそっくりです。
美味しいニリンソウと見分けるにはどうしたらよいのでしょうか。
ちょっと見比べてみましょう。
こちらがニリンソウの葉。
こちらがトリカブト。
ニリンソウに比べて、ちょっと細身でくびれていますね。
くびれのある細身を見たら、羨ましい・・・怪しい・・・と思いましょう。
見慣れてくると、その違いがあんがいわかるんだけどね・・・・なんてのが危ない。
たまに、 ”ワタシ、ニリンソウかも・・・” と、勘違いしたトリカブトが、ニリンソウに混じっている時もあるんです。
そこに、私みたいなおおざっぱな性格の人間が
”あら、ニリンソウだわ、採っていこ”
と、むぞうさにワサ〜〜っと引きちぎって持ち帰って食べた日にゃもう
ウウ〜・・・・と苦しくなり、オエ・・・っと口を抑え・・・・
グワッ・・・・とノドをかきむしり・・・・バタッと逝っちゃうかもしれないのです。
子どもの頃、春になると父親がニリンソウをわんさか採ってきて、私も美味しいもんだからパクパク食べました。
でも今思うと、危なかったかもね・・・・
ニリンソウを取るときは、その株をよく見て、丁寧に摘み取るのが一番いい方法かもしれないですね。
トリカブトは7月ころに紫色の花を咲かせるので、春は、まだ葉っぱのままです。
大きくなると、ニリンソウとは全く姿が変わるのにね。
こちらは昨年の夏に咲いたのトリカブトの様子。
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おそくに、おはようございます
今日も有難うございました
にりんそう・とりかぶと とても勉強になり、より身近に感じられるようになりました
どちらも、なぜか、草でなく小木と思い込んでました
私の身近にはどちらも直接目にすることはありません
にりんそう=歌謡曲の題名で
トリカブト=江戸時代の時代小説の中で
知っているだけでした
誤採集と誤食するのは度々あるようですね
マンネリに陥らないように、誤採集しないように十二分に気をつけて下さい
t22tさんへ
慣れていると過信してしまいますもね。
トリカブトは、葉にも茎にも毒があるそうです。
紫の花がとてもきれいなので、つい持ち帰ろうとしてしまう人もいるそうです。
トリカブトに限らず、知らない植物は、安易に触らない事ですね。
私は以前、ウルシにまけてしまいました。注意したいと思います。