北海道・札幌発・だべさ通信5

メタボリックシンドロームの手話表現は実際のお腹を示さなくてもいい

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今回の手話講座の題材は『メタボリックシンドロームについて』という文章を手話で表現することでした。


『メタボリックシンドローム』という手話はテキストに載っているからマネをすれば大丈夫ね。


えーとなになに、
1)まず左手の人差し指の先に、右手チョキの人差し指をつけたら跳ね上げてひっくり返す。
こうか・・・・・(これは『代謝』という手話)


2)続いて、握りこぶしグーを作り、親指側をおでこにあてる(『病気』という手話)

3)広げた右手パーをスライドさせる(体の様子を表す)。

この三つを合わせると『メタボリックシンドローム』という言葉になるわけです。

メタボリックシンドローム 手話

1)チョキを跳ね上げ・・2)グーをおでこ・・3)パーをスライド 。
1、2、3。チョキ、グー、パー
よっしゃ。何度も繰り返せば覚えられそうです。

でも、手話は表情も大切です。
イラストの女性は微笑んでやってるけれど、実際はメタボの話だからね、パーの時は ” 見よ!こんなお腹になっちゃうよ” 的な表情にして、バ〜〜〜っとお腹周りをグルリと現した方がいいのかな?
私のお腹はどう見たってシンドロームだから直感的に理解ができる。


とにかく、講座の時に当てたときを想定し、チョキ、グー、バ〜〜を練習しなくちゃ。


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さて、講座の当日。
先生が『メタボリックシンドロームとはなんですか?』と言いました。
それから続けて『ハイ、ぽぷらさん!皆さんの前で手話表現してください』


き、きた!!
しかし、みんなの前に立つと・・・・全員の・・ ・ 視線 ・ ・ ・ 視線 !
したらさ、グーが先だかチョキが先だかわからなくなっちゃって・・。

・ ・ ・ ・ ・ ・

そ、そうだ・・チョ、チョキね。


ここからは表現も交えた手話で。
『メタボリックシンドローム(チョキ・グ-)・(深刻そうな表情でお腹の周りを)バ〜〜〜・・・・・・ 内臓脂肪・溜まり過ぎ・血糖値 高い・血圧 高い。症状を合わせる・状態・・・言う』終わり。
これでよかったかな・・・・とにかくホっとして席につく。



先生は手話で言いました。
『ぽぷらさん、メタボの表現の最後のパーの部分は少しスライドさせるだけで言いですよ、こんなふうに』
先生は、広げたパーを、胸のあたりでスーと上品にスライドさせました。


お腹の周りをバ〜〜〜っとやるんじゃなかったのか。
しかも深刻な表情で ”コレよ” みたいにバ〜〜〜〜とやっちまって・・・・




手話は手の場所や空間、表情が大事。
メタボリックシンドロームを表現するときは、自分のお腹で表現してはいけません。

ちなみに、メタボの基準となるお腹周りは男性が85センチ、女性は90センチ以上だそうです。
私、説得力あるのに。


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