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ピー〜〜〜〜〜・・・・
婆ちゃんの部屋からのインターフォンが鳴りました。
受話器を取って 「はいはい・・」
「母さん！来てくれえ〜〜〜〜！！」
慌てた婆ちゃんからのSOS。
声の向こうからは火災報知器のピーッ！ピーッ！ピーッ！という音が聞こえています。
もしや 一大事！！
急いで階段を降りて、婆ちゃんち（二世帯住宅）の部屋の戸を開けると、報知器の音は止まっていたものの、茶の間に煙が充満しています。
婆ちゃんは、部屋に入ってきた私を見て、「母さん、母さん！大変だあ」と叫びました。
火の元を見ると、フライパンから煙が出ています。
あちゃ〜・・。
幸い、火事ではありませんでした。
換気扇を回していなかった事と、焼いていたホッケからの煙りが多かったからでしょうか、煙が火災報知器を作動させた事がわかりました。
突然鳴り出した大きな音にびっくりした婆ちゃんは、焼いているホッケの事などすっかり忘れています。
換気扇を回してから、フライパンを持ち上げてホッケを裏返してみると、哀れホッケの皮は墨のように真っ黒に。
どうして音がなったのか、これがなんの音だったのかを説明はしたけれど、ちゃんと理解してくれたかなあ。
小さなアクシデントが起きたとき、どうやったら老人の自尊心を傷つけないように説明できるかという事を、最近は家族で考える事が多くなりました。
婆ちゃんは「すまんすまん」と、何度も私に言いました。
それから、私が「このホッケ、皮だけ焦げただけでセーフだったよ、よかったねえ」と言うと、
「そっかあ、これ、ウマいホッケだからとっといたヤツ（とっておいたもの）だったのさ。半分やるぞ」と言いました。
ポプラさんの外出中でなかった事が幸いでしたね。
私自身も２度、ベーコンを焼いていて煙が報知機が作動し最寄の消防署から消防車の出動まであって、家族からも随分顰蹙をかった事があります。
義母様は随分驚き慌てふためき、内心では失敗がとても心苦しくかんじているに違いありません。
それを優しく助けに回るポプラさんの気持ちが本当に素敵な方だとつくずく感じ入りました。
ウマイほっけを半分やるといった最後の文面がお互いを思いやる気持ちが現れていて何だか私もホッとしました。
ホッケって中には脂がのって いい感じの物がありますもんね？
その脂が流れて？？？なのかも知れませんね
大事にいたらなくてよかったです
こゆうとき １人で住んでいるお年寄りだったら？いったいどうするんだろう・・そんなことふと想像してしまいました
むろんフォローしてくれる人もいないわけですもんね
自尊心傷つけないように家族で話し合う事が多くなったって・・
大変な事だろうなぁと思いつつ？・・いい家族関係って思いました
きっと ぽぷらさんの笑顔が家族の笑顔が おばあちゃんの心を和ませている日常と思います♪
殺虫剤でも警報機が鳴りますよね。急に鳴るから本当にびっくりします。
美味しいホッケの煙でアラームがなるのは、「ホッケイドウ」ではよくある光景ですね。ぽぷらさんの敏捷な行動は若さを感じました。チョイ悪爺ィやは今朝起きたら左足のくるぶしが痛く、近くの整形外科にみてもらったら、てっきり痛風かと思ったら、腱鞘炎と言われ、心当たりもなく、年が原因なのだと自分を納得させていますよー。
フロリダの風 さんへ
私も、家に誰もいないときじゃなくて良かったです。
婆ちゃんは、近い未来の自分なんだと、最近つくづく思うようになりました。
今まで気づかなかった小さな事でも、老人にとっては大変な事だという事も、最近身にしみてきたんですよ。
勉強になる毎日です。
すみれさんへ
小さなアクシデントが時々発生して、正直イラつく時もあるけれど、家族が一緒にいてくれるので、随分気持ちが楽になります。
やはり、１人でなんでも抱え込まずにいる事が一番ですね。
へろへろさんへ
そうなんですか！知りませんでした。
時々殺虫剤も使うので気を付けます。
役に立つ情報ありがとうございます。
チョイ悪爺ィや さんへ
チョイ悪爺ィや さん、足の具合はいかがですか？
まだまだ歳のせいにするには早すぎます。
でも、痛風じゃなくてよかったです。
”敏捷な行動は若さを感じました”のコメントが
めっちゃうれしいでございます。