北海道・札幌発・だべさ通信5

ロータリー除雪車はこうやって雪を飛ばしてる

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先日の大雪で、車道と歩道の間には、除雪された大きな雪の山ができました。
当然、その雪は車道と歩道を少しずつ狭くしていくわけで、ここ数日は車同士がすれ違うのも大変なくらいの狭さになっていました。
大変だなあって思っていたら、昨晩になって排雪作業が行なわれました。

 

ガガガガ・・・・
ほら、きたあ〜〜〜
子どもが見たら面白いだろうなあ。

ロータリー車は、車道と歩道の間に積まさった雪をグルグル回転する歯で削り取る。
それから潜望鏡みたいな大きなノズルから粉のみたいに細かくなった雪がザザザーっと飛ばされます。
今回、我が家の前の道路で行なわれていた作業は、まずむこう側の雪の山を反対側に飛ばす。
それから今度は反対側の雪と一緒に再び飛ばす。
飛ばされた雪はダンプカーの荷台に積まれ、荷台がいっぱいになると、次のダンプカーがやってくるという仕組みです。

このノズルをよーく見ると、あ、動いた!
上下左右はもちろん先っちょまで、人間でいうなら指の第一関節までが細かく動いて、雪の落ちる方向や角度を調節しているのがわかります。
上手!おもしい!

ロータリー除雪車

 

作業の時間は、人や車の通りが少なくなった夜の10,時ごろから始められますが、もし歩行者とか車が来たら、作業は一時ストップされます。
以前、私が帰宅したときにもちょうどこの作業をやっていた時があって、その時は、
「すみませーん、そこ、うちなもんで帰りたいんですー」
とガードマンさんに言ったら、
「わかりました、ちょっと待ってくださーい」と言って、作業車に合図を送って作業はストップ。
ピカピカ光る棒を振り振り、こっちこっちと私を誘導してくれました。
ロータリー車にも、飛行場の滑走路の除雪をする大きなものあれば、歩道用もあります。

 

 


こちらが排雪される前の道路。
車道は雪山で見えないです。

今朝はこんなに道路が広々!
車道から歩道をすっきり見渡せる。ありがとうございます。

 

 


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