北海道・札幌発・だべさ通信5

春まだ遠いタランボの木

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タラの木。
私は昔から『タランボ』って聞いていました。

タラの木

タランボの新芽は春の山菜の王様なんて言われているくらい、天ぷらやゴマ和えで食べると美味しい山菜です。
ほんのり春の苦みが鼻からスーっと抜ける。

 

でも、新芽を全部採ってしまうと、タランボは大きくなれずに力つきて枯れちゃうこともあるそうです。
昔から、
『タランボの芽は全部取らずに残しておかなくちゃいけない』と言われています。
でも、こんな道ばたにも生えていれば、みんな採られちゃうかも。
トゲトゲも、人間には意味がないもね。

 

幹に、ポツポツの着いたマフラーのようなところがあります。『葉痕(ようこん)』です。
葉の痕跡、ここから葉が出ていた部分ですね。
そのポツポツは、養分や水分の通り道で、『維管束』というそうです。

タラの木の葉痕

最近は、スーパーでもタランボが売られるようになりました。
でも私は、 ”山菜は山に行って採ってくるもんでしょ” っていう むかーしの考え方がこびりついているせいか、スーパーでは買ったことがありません。
やっぱしさ、自分の足で採りに行くからいいんだなこれが。
早く、春にならないかなあ。
ああ、私もやっぱし古い人間ね。(気付くの遅すぎってか)

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