シバれました

シバれました！
”シバられました”ではなくて、シバれたんです！

今朝の札幌は冷凍庫の中にいるようでした。
長靴の底が凍りついた鉄の階段にくっついて、ベリベリっとねっぱつきました。
冷凍庫の霜に触るとくっつくのと同じ現象です。
そんな時、シバれてるわ〜っって実感します。

ある番組では、マイナス20度以下にもなるという北海道の陸別（りくべつ）という所からの中継をしていました。
「これは目玉焼きではありませんよ〜生卵が凍ったんです〜」っと言って、お皿の上の凍った卵を見せています。
また別のニュースでは「濡れたタオルをグルグル回したら凍りましたあ！」と言って、タオルを一直線にしてみたり、また別のニュースでは、カップヌードルをお箸で持ち上げた状態で凍らせたものを作って、「こんなになりましたあ！」なんて言ってました。
なんだかみんな、寒さを楽しんでいるみたいだね。

こんなに寒い日は、外を歩くとほっぺたが痛くなる時があります。
それから、鼻をつまむと、ちょっとくっ付いちゃったりする時もあります。
露天風呂に入った時なんかさ、体はポカポカなのに、髪の毛の先が凍っちゃっも事がありました。

そしてついに、テレビで
『水道凍結にご注意ください』のテロップが流れました。
気温がマイナス4度を下回ると、地中より上部の水道管の水が凍り始めるそうで、ややもすると、蛇口をひねっても水が出ないという事態になります。

それを防ぐ為に、北海道の殆どの住宅には水道の『元栓』が家の何処かにありまして、それを閉めたうえで、蛇口を開けて管内の水を出しておくという作業をします。
その事を、北海道では『水落とし』って言うんだけど、場所や住宅によって、その作業をした方がいい場合があります。
シバれる今晩も、『水落とし』をしている宅があるのではないでしょうか。
あと、カップヌードルのコチコチサンプルも作っている・・・・・・かもね。

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