旅行の秋ですね〜。北海道を旅行される方も多いと思います。
北海道の東の湖、摩周湖には、巨大なザリガニが住んでいるというお話をご存知でしょうか。
1メートルくらいもあった!なんていう噂もある。
まっさか〜〜〜、マユツバでないの〜〜・・と、始めは私も疑いましたが・・・・・
摩周湖は周囲約20km、面積19.2平方キロメートル、最深211.4mで、世界でも透明度の高い湖。
私が学校で習った頃は『世界一』なんて言われていたんですよ。
その非道は、何処からも注ぎ込む川がないので水が濁らないからだそうです。
でも、水位はいつも変わらない。不思議な湖ですね。
摩周湖展望台からの景色 <2010/7>
摩周湖には、もともとエゾサンショウウオくらいしか住んでいなかったそうです。
それがね、食料不足を補おうと1926年以降ニジマスやウチダザリガニ、ヒメマスが放流されました。
ウチダザリガニは、アメリカからやってきたそうですよ。
普通のザリガニの大きさは、せいぜい15~18センチくらいなのに、摩周湖のザリガニが1メートルだなんて、そんな大きなザリガニがいるウワサが広がったのはどうしてでしょう。
それはね、”ニジマスやヒメマスを捕るために仕掛けた密猟者の網に、巨大なザリガニが捕獲されたことがある” からです。
1975年に見つかったザリガニの体長は47cmもあったそうで、こりゃ1メートルもまんざらウソでないかも・・・・となったわけです。
摩周湖で生物を捕獲するには、特別な許可を得なければならないので、勝手に湖畔に降りる事はできません。
ただ現在でもウチダザリガニは繁殖していることが確認されているそうですから、巨大なウチダザリガニがいても不思議ではありませんね。
ところがここにきて2015年5月。
『摩周湖の湖底に生物が歩いたとみられる痕跡が大量に見つかった』と国立環境研究所を中心とした研究チームが発表しました!
朝日新聞が研究チームと協力して撮影した動画に深さ211メートルの最深部に生物の足跡のような凸凹が確認されたというのです。
専門家の先生たちも『生物の足跡ではないか』とコメントしているそうです。
これによって、大きな生物が摩周湖に住んでいるというのはウワサだけでは済まない真実性をおびてきました。
やっぱしね!やっぱしね!
ただ、足跡が本当にザリガニが残したものかどうかはわかっておらず、もしかしたらネス湖のネッシーならぬ摩周湖のマッシーかもしれないと、未確認生物大好きファンはワクワクしながら見守っているそうですよ。
もしザリガニだとしたら餌が豊富で天敵もいないので、どんどん巨大化したのかな。
怪獣みたいになったザリガニ達は、今でも摩周湖の霧にまみれて、湖底で井戸端会議をしているかもしれないですね。
信じるかどうかは、あなたしだいです・・・・・
摩周湖にはこんな言い伝えも・・・
■カップルで摩周湖を訪れ、霧で湖面が見えなければ2人の愛は永遠。
■未婚者が霧のかからない摩周湖を見ると婚期が遅れる。
■お金持ちが摩周湖を訪れると霧に閉ざされ、貧乏人が訪れると晴れる。
摩周湖展望台からの景色 <2010/7>
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