北海道・札幌発・だべさ通信5

林の春は次から次と花が咲く

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まだ5月というのに本州ではもう真夏日だとか。
札幌はというと、やっと初夏の風が感じられるようになりましたが、林の中は今が春です。
競うように、花が咲いては次の花へと、その移り変わりから目が話せません。

 

雪解けを待ちきれずにに咲くのがナニワズ(オニシバリ)の花。

オニシバリ

 

 

コブシが咲き始めると、

 

フクジュソウも追いかけて
フクジュソウ

 

4月の終わり頃になると、林を彩るのは紫色のカタクリ・・と、

カタクリ

 

空色のエンゴサクが混じり合って。
エンゴサク

 

 

雪解けの小川が流れる傍で咲くのはイチゲが咲いて、

イチゲ

 

日のあたる場所ではツツジと桜のピンク色は道行く人を和ませる。

ツツジ

 

桜

 

見上げればハウチワカエデに赤い小さな花が咲き、
ハウチワカエデ
エンレイソウも林のいたる所に彩りをそえる。
この紫色のエンレソウと
エンレイソウ
白いオオバナノエンレイソウが混ざり合って
オオバナノエンレイソウ」
この、コジマエンレイソウが生まれたんですって。
イイトコドリで美しい〜。コジマエンレイソウ

 

 

個性的なフッキソウ

フッキソウ

 

花束のように仲間で集まって咲くニリンソウ。

ニリンソウ

 

 

続いて、気付けば1本の茎に5つの花が咲くレンプクソウが足元に。

レンプクソウ
花の姿がスゲガサをかぶった踊り子のように見えるのでその名前がついたというヒメオドリコソウ。
ほらねほらね、ウチワを持った踊り子たりが輪になってヨヨイノヨイって踊ってる。

ヒメオドリコソウ

 

 

大きな花が中央の小さい花をかこむように咲くオオカメノキ。
オオカメノキ

日陰の木漏れ日が好きなスミレが咲き出して。
スミレ

そうそう、地面を見たら木の上も見ないと見逃しちゃう。
イタヤカエデの花は緑色。

イタヤカエデ

 

そして、ここ数日で わわっと咲き始めたのが、ヒトリシズカ。
ヒトリシズカ
マイズルソウ。
マイズルソウ

クルマバソウ。
クルマバソウ
ルイヨウボタン
ルイヨウボタン

 

エゾムラサキ。
つぼみが連なって咲く順番を待っています。
サソリのシッポみたいに丸まさっているので、さそり型花序(かじょ=花が集まっていること)』というそうです。
なるほど〜、サソリのシッポみたいです。

エゾムラサキ

テングクワガタかコテングクワガタ(どっちかわからない)。

気がついたらフキノトウは種を飛ばしてた。
フキノトウ

タンポポも、もちろん。
タンポポ
ナナカマド
ナナカマド

色んな花がどんどん咲くもんで、ややもすると、見逃しちゃう。
ちょっとキョロキョロしただけで、こんなに楽しめるんだから、林の散歩は止められません。
エゾリスにも会えるしね。あ、こんにちわ。
あら今日は、ちょっと色っぽいんでないかい?

エゾリス

 


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