林の中にも春がやってきました。
木の根っこの周りの雪が溶けて大きくくぼんでいます。
『根開け』です。
黒っぽい木は太陽の熱を吸収するので温められ、幹の周りの雪を溶かすからだそうです。
他にも、木の枝に積もった雪が水となって幹をしたたり落ちることや、
地面に深く巡らされた木の根は暖かいので、地上の部分にも熱が伝わってくることも雪をとかしている要因でしょう。
そのことを知ってるツタは、ちゃっかり大きな木に寄り添って冬の間を生き延びています。
こちらはドライフラワーとなったツルアジサイの花。
フカフカだった雪は、もうザラメのように硬くなっているけれど、アジサイも春を早める手伝いをしていました。
オオウバユリは枯れても冬の強い風にも耐え抜きました。
種はまだ残っていますね。
暖かい日和に足をたたんで休んでいるのはヒヨドリです。
緊張感がないよ。
こちらはアカゲラ・・・・
木を突いて虫を探しているようです。
まぶた閉じてて白目になってる、ちょっとコワいぞ・・突いた木のこっぱが飛んでくるからかな。
私を見学しにやってきたヤマゲラ。林のみんなは、どこか気分が穏やかになってきたみたいです。
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