北海道・札幌発・だべさ通信5

道が消えて30年が過ぎたオロフレ峠展望台

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オロフレ峠展望台へ向かう道。
左の遠くに見える崖のあたりまで行きますよ。

オロフレ峠

 

 

■ 展望台の下は崖っぷち

着きました、オロフレ峠展望台。

オロフレ峠

 

 

今通ってきた道はあそこです。

オロフレ峠

 

 

引いて見ると、こんな感じ。
その景色はホントすごいね!
向こうに見えるのは登別の方向です。

オロフレ峠

 

 

思わず柵に近づいてみましたが、その時に気づいた。
すぐ下が崖!
っていうか、ここ、えぐれてない?
30年という長い時間が、少しづつ崖を浸食しているのでしょうか。
もうちょびっと、柵を手前にしてくれたらいいと思いますが・・・汗汗。

オロフレ峠

 

 

■ 現在は絶景のビュースポット

オロフレ峠は、昭和63年に新しいトンネルが開通するまで、登別と洞爺を結ぶ難所の峠として知られていました。
でも今はその役目を終え、絶景のビュースポットになっています。

 

旦那さんが「新しいトンネルが開通したとき、『北海道でも稀な、前後の景色が見られるオロフレ峠がなくなる』って新聞に載っていた事を思い出すなあ」
としみじみ言いました。

 

確かに、展望台の反対側の景色もすんごいよ。
ほら、天気がイマイチだけど、向こうに見える高い山は羊蹄山です。

オロフレ峠

 

 

地図で見ると、こういう方向です。

161003orohuretidu

 

 

オロフレ峠

 

 

■ 今も残る道路の痕跡

展望台からは、昔使われていた道の跡が今も残っていますが、車が入らないように、じょっぴんかって(閉めて)ありました。

オロフレ峠

 

 

斜面の下には、道路に沿ってコンクリートの壁が続いていますが、崖の浸食が進んでいるようで、幅がとても狭くなっています。
車は無理だわねきっと。でも人なら通れるんでないかい?
なーんて言って通ったりすると、そういう時に限って崩れたりするんだわ。

道路はまっすぐ、向こうの大きな岩の方まで伸びています。

オロフレ峠

1982年、テレビドラマの『西武警察PART=ll』で、乗用車を峠から突き落とすというロケが行われたそうです。

 

「ほれ、あそこに道が見えるべさ、お前も一緒に通ったんでなかったっけ?」
え、どこどこ?おお〜!あんなところを下ってきたのかい!すんごい道だわ。
あそこ走ったってかい。
大きな岩の向こう側を通って、こちらに下る道路の痕跡がわかりました。

オロフレ峠

 

 

なんだろう、あの道を、当時の車が上り下りしている風景が浮かびました。
岩の向こうからゆっくり降りて来る車がいる。
今度はギリギリ登ってい車もいる。
よくまあ、落っこちもしないで(落っこちた車もいたかもしれないけど)走っていくわ。
おっかないね。

 

 

ここは峠から少し降りた所にあるビューポイント。

オロフレ峠

 

 

うっすらと幻想的に見えるのは洞爺湖だね。

オロフレ峠

 

 

機会があったら、ぜひ行ってみて下さい。
北海道の大きさがわかる、絶景のオロフレ峠。

野菊

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