PR
オロフレ峠展望台へ向かう道。
左の遠くに見える崖のあたりまで行きますよ。
■ 展望台の下は崖っぷち
着きました、オロフレ峠展望台。
今通ってきた道はあそこです。
引いて見ると、こんな感じ。
その景色はホントすごいね!
向こうに見えるのは登別の方向です。
思わず柵に近づいてみましたが、その時に気づいた。
すぐ下が崖!
っていうか、ここ、えぐれてない?
30年という長い時間が、少しづつ崖を浸食しているのでしょうか。
もうちょびっと、柵を手前にしてくれたらいいと思いますが・・・汗汗。
■ 現在は絶景のビュースポット
オロフレ峠は、昭和63年に新しいトンネルが開通するまで、登別と洞爺を結ぶ難所の峠として知られていました。
でも今はその役目を終え、絶景のビュースポットになっています。
旦那さんが「新しいトンネルが開通したとき、『北海道でも稀な、前後の景色が見られるオロフレ峠がなくなる』って新聞に載っていた事を思い出すなあ」
としみじみ言いました。
確かに、展望台の反対側の景色もすんごいよ。
ほら、天気がイマイチだけど、向こうに見える高い山は羊蹄山です。
地図で見ると、こういう方向です。
■ 今も残る道路の痕跡
展望台からは、昔使われていた道の跡が今も残っていますが、車が入らないように、じょっぴんかって(閉めて)ありました。
斜面の下には、道路に沿ってコンクリートの壁が続いていますが、崖の浸食が進んでいるようで、幅がとても狭くなっています。
車は無理だわねきっと。でも人なら通れるんでないかい?
なーんて言って通ったりすると、そういう時に限って崩れたりするんだわ。
道路はまっすぐ、向こうの大きな岩の方まで伸びています。
1982年、テレビドラマの『西武警察PART=ll』で、乗用車を峠から突き落とすというロケが行われたそうです。
「ほれ、あそこに道が見えるべさ、お前も一緒に通ったんでなかったっけ?」
え、どこどこ?おお〜!あんなところを下ってきたのかい!すんごい道だわ。
あそこ走ったってかい。
大きな岩の向こう側を通って、こちらに下る道路の痕跡がわかりました。
なんだろう、あの道を、当時の車が上り下りしている風景が浮かびました。
岩の向こうからゆっくり降りて来る車がいる。
今度はギリギリ登ってい車もいる。
よくまあ、落っこちもしないで(落っこちた車もいたかもしれないけど)走っていくわ。
おっかないね。
ここは峠から少し降りた所にあるビューポイント。
うっすらと幻想的に見えるのは洞爺湖だね。
機会があったら、ぜひ行ってみて下さい。
北海道の大きさがわかる、絶景のオロフレ峠。
面白かったらポチっとね。