林の中に入ると、コツコツと音が聞こえてきます。
体が15センチほどの小さなコゲラです。
キツツキの仲間は、1秒間に20回も木を突くんですと。
そんなに叩いても頭全体が、ヘルメットのように衝撃を吸収する構造になっているそうですよ。
ひゃ〜すごい。
さらに他の鳥にはない特別な能力を身につけました。
■ 4本の指が2本づつに別れて、木をしっかりつかむ。
鳥の指は普通4本で、前に3本、後ろに1本で別れていて枝につかまっている。
それにに対して、キツツキは前2本、後ろ2本でしっかり木にしがみつく。
こちらはシメっていう鳥が枝につかまっているところです。
おお!!確かに、前足は3本でね。
次はスズメほどの大きさしかないキツツキ、コゲラの足を見てみましょう。
確かに!2本と2本!
木を叩く衝撃に耐えるには2本と2本が理想的なんですね。
■ 硬い尾羽をしっかり木に固定する三点確保
尾羽を木に密着させれば、より安定させることができるので、キツツキは木を叩いている時には、尾っぽを使うようになったんだね。。
尾羽はどんどん丈夫になり、いつしかキツツキの尾羽は、他の鳥にはないくらい丈夫で硬い羽根になったそうです。
さすが〜キツツキ!
そういえば高所作業車が高いクレーンを上げているときの足元と見ると、車の横から4本のガニマタの足が登場して、しっかりと地面にググっと密着させていたっけ。
あれと同じような意味なのかな?
こちらは木を叩いているときのコゲラです。
おお、しっかり尾羽で支えて三点確保!
アカゲラはどうかな・・・・
オオ!三点確保!
次はアオゲラ・・・・
よ、よくわかりまっせーんが、たぶん、三点確保!
すごいねキツツキ。
私もこのまま歳をとったら三点確保?
杖だけどね。
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おはようございます
早々の掲載有難うございます
後姿、こげら だったのですね
それにしても良く観察されておられるのですね
単に、シャッター ぱちぱちではないのですね
連載期待しております
t22tさんへ
林の葉が生い茂るまでの短い時間は、鳥を見るのにとてもよい季節なもので、毎日のように、散歩がてらカメラ片手に歩いています。
観察と運動を兼ねれば一石二鳥と思いたいのですが、名前の知らない植物や鳥ばかりです。知らないものが多いということは、知る楽しみが多いということでもあると思い、キョロキョロと歩いています。