北海道・札幌発・だべさ通信5

北海道はシロハラゴジュウカラ

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木の葉が落ちたこともあって、鳥たちの姿がよく見えます。
こちらは身近な野鳥、シロハラゴジュウカラ。
私たち道民にとっては、自然の中に入るとよく見る野鳥です。


本州にもゴジュウカラがいるそうですが、本州のはお腹は赤茶色をしているそうですね。でも北海道のゴジュウカラのお腹は白いのです。
同じ種類なのに、住む場所によってちょっと違う。
そんなことを『亜種』と言うそうです。
つまり、北海道のシロハラゴジュウカラはゴジュウカラの亜種と言うことです。

ゴジュウカラ

お腹が真っ白なのは、北国の雪に合わせて白くなったのかな?などと勝手に思っているのですが、本当のところはどうなんでしょうね。
ちなみに、ウィキペディアに載ってる本州のゴジュウカラがこちら。

本州のゴジュウカラ




ゴジュウカラは、他の野鳥とは違う得意技を持っています。
私も、それを知ってから意識して見るようになりました。それは逆さまに木に止まれること。
考えてみると、スズメもカラスも下を向いて木の幹に止まっている姿を見たことないもね。
でもゴジュウカラは簡単に、しかもしょっちゅう下を向く。
これだと、後ろの餌も探すことができますよね。
ある日の餌を探すゴジュウカラが、” 下にも虫がいるかも?” とか思って、下向きになる練習を初めて、それが次の世代にも伝わって、みんなで ”下を向きたい” って思い続けた結果、こんなことができるようになったのかも。


北海道に住むゴジュウカラは、お腹の羽の色がだんだん白くなっていることに気づいたのか気づかなかったのか、とにかく、そんな長い時間の流れの間も、逆さまに降りる技術を磨き続けたんでしょうね。
何事も、続けていれば磨かれると言うことですね。

シロハラゴジュウカラ

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