私達夫婦と幼なじみのせいちゃんで、小学校の時に担任だった先生ご夫婦にお会いしました。
当時の先生、小学生、中学生は今、77歳と60歳と65歳です。
先生を見送り、札幌駅の居酒屋で二次会。
楽しい時間も、そろそろJRも最終列車になっちゃうよ。
JR札幌駅は、みんな最終列車に間に合わせようと、深夜の11時を過ぎても沢山の人で右往左往していました。
小樽行きで私達夫婦は手稲駅まで、せいちゃんはそれより2つ向こうの星置駅までなので、同じ列車に乗ります。
人波の間から時刻表を見ると、最終列車から2つめの11時42分ってのがあるけど・・・・今は41分!間に合うかな?!
行ってみるべ!旦那さんのかけ声に、3人は一斉に改札へ急ぎました。
小走りで改札を通って4番ホームへ突進!!
一番先に改札を通ったのはせいちゃんだったと思う。次が私で、最後が旦那さんだったかな。
それ〜〜〜。
ホームへは階段かエスカレーターを利用するんだけれど、私達は近くにある階段の方を駆け上がりました。
階段が何段あるかは数えたことはないけれど、とにかく間に踊り場がふたつある。
タタタタタ・・・・1つ目の踊り場までは軽いもんさ。そこからまたタタタタタ・・・・出発のベルは鳴っていないから、今ドアが開いているのかもしれない。
ラストスパートで駆け上がるも、だんだん息が切れちゃってハアハアハア・・っと・・・・フィニッシュ! おお、列車のドアが開いている!
振り返れば、旦那さんもせいちゃんも、やっと2つ目の踊り場を越えたところでした。
どうするどうする、今にもピー!!って笛の音が鳴りそう・・・・
えーい乗っちゃえ!
私ってなんて冷たい女なんだ。
旦那と65歳のおさななじみを置いてきぼりにしちゃうなんて。
しかし・・・・・・
後からゼイゼイ言って上がってきたせいちゃんも旦那さんも、無事列車に乗り込む事ができたのであった!
そのときアナウンスが・・・・
「お客様にお知らせいたします。この列車は、遅れております旭川からの特急カムイの到着を待ちまして発車いたします」
そ、そうだったのか・・・・・
時刻はすでに11時43分になってるも。定時刻に発車していれば、私も乗り遅れていたのかもしれません。
せいちゃんがハアハアしながらつり革を握ってまもなく、向かいのホームにスーパーカムイが到着しました。
結局、列車は5分ほど遅れて出発。
3人とも乗れたのは良かったけれど、薄情者の私の素性がバレてしまったのでございます。
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